『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :山崎史郎
- 出版社 :日本経済新聞出版
- 定価 :2400円+税
- 発売日 :2021年11月29日
- 単行本 :560ページ
- ISBN-10:4532177103
- ISBN-13:978-4532177102
『よむかも』な本のポイント
- 地球的には増加が問題なのに日本的には減少が問題なる不思議。
『よむかも』な本のレビュー
- 『人口戦略法案:人口減少を止める方策はあるのか』よむかも。
- 人口減少は原因が複雑。解決には長い時間が必要。
- しかも個人の領域に深くかかわってくる。
- ために、政府は積極的な対応を控えてきた。
- しかし、もはや80年後には超高齢化&人口半減――社会は活力を失ってる。
- そんな人口減少対策を小説でわかりやすく! みたいな?
- 法案策定のプロセスも学べて一粒で二度おいしい! みたいな?
- 人口戦略法案の目玉は「こども保険の導入」である。
- 1人4万円強の社会保険料負担と国費を財源に。
- 50万円の出産金給付。育休給付は従前所得の80%、年200万円を最低保証。
- これを非正規雇用を含め、すべての親に広げる。
- さらに、子供3人の家庭には高校卒業まで、月10万円の育児給付。
- さらにさらに、不妊治療の支援、結婚支援。
- 地方創生はもちろん、若い女性の3割が住む東京の出生率引き上げも目指す。
- 移民は、社会分断など長期コストを考慮、法案からは外れる。
- 賛否あるだろうけど、その賛否を引き出すのが、この本の狙いっぽいね。
- まず関心を持ってもらわなきゃだもんね。
- 著者は介護保険の導入に携わった元官僚の人なんだって。
- この本刊行後、内閣官房の全世帯型社会保障構築本部・総括事務局長だって。
- はたしてこの本みたいな人口戦略がなるかどうか……みたいな???
- (ネットの評価・感想では小説としては微妙だけど政策としてはいいみたい)
人口戦略法案 人口減少を止める方策はあるのか
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