法医学者の使命:「人の死を生かす」ために

社会・政治

『よむかも』な本の基本情報

  • 著者      :吉田謙一
  • 出版社   :岩波書店
  • 定価      :800円+税
  • 発売日   :2021年8月24日
  • 新書      :220ページ
  • ISBN-10:4004318904
  • ISBN-13:978-4004318903

『よむかも』な本のポイント

  • 故人の名誉を守り、遺族を傷つけず、再発防止に役立て、冤罪被害はなくす。
  • それが大変みたい。

『よむかも』な本のレビュー

  • 『法医学者の使命:「人の死を生かす」ために』よむかも。
  • 異常死とは、自然死以外のすべての死のこと。
  • そんな「異常死」の死因を究明し、法的判断の根拠をご提供。
  • それが法医学。
  • 著者は40年以上その第一線で活躍、数々の事件の鑑定を手がけてきた。
  • 法医学の意義、日本の刑事司法、死因究明制度の問題点――。
  • 死因は、後日法的問題が生じないようにしなければならない。
  • すなわち、科学的根拠、客観的事実に基づいて診断されねばならない。
  • しかし、死亡状況や背景因子など情報不十分なまま死因決定もしばしば。
  • ――故人の名誉を守り、遺族の納得を得るには?
  • ――そのうえで、その死を事件・事故の再発防止に役立てるには?
  • ――あるいは冤罪被害をなくすためには?
  • 科学者としての最大限の倫理観と誠実さをもって、自問自答している。
  • (ただしネットの評価・感想では「予備知識がないときつい」との指摘も)
Amazon.co.jp: 法医学者の使命 「人の死を生かす」ために (岩波新書 新赤版 1890) : 吉田 謙一: 本
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