『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :砂原浩太朗
- 出版社 :講談社
- 定価 :1700円+税
- 発売日 :2021年1月20日
- 単行本 :338ページ
- ISBN-10:4065192730
- ISBN-13:978-4065192733
『よむかも』な本のポイント
- 50歳…これからいかに生きていこうか…。
- そんなあなたに庄左衛門。
『よむかも』な本のレビュー
- 『高瀬庄左衛門御留書』よむかも。
- 江戸時代、地方の小藩・神山藩(架空)で。
- 長年、郡方を務めて隠居した庄左衛門。
- 50歳を前に妻と一人息子を亡くし。
- 実家に戻した嫁が絵を習うために通ってくる日々。
- そこに藩の政争が起こる。
- 庄左衛門は巻き込まれていく。
- 仲間に慕われ、強くはないが清貧で矜持がある。
- 初老の武士の姿が魅力的に描かれる。
- 自分を抑え、悔いばかり重ねてきた。
- 自嘲する男の残り少ない人生――
- そこから武士の矜持や残り火のような情熱が浮かび上がってくる。
- さまざまな制限の中でいかにして生きていくのか――
- 迷いながらも歩み、少しずつ心が穏やかになっていく。
- まさに心が洗われる。
高瀬庄左衛門御留書
◎第165回直木賞候補作◎ ◎「本の雑誌」2021年上半期ベスト10で第1位!!◎ 美しく生きるとは、誇りを持ち続けるとは何かを問う、正統派時代小説。 藤沢周平、乙川優三郎、葉室麟ら偉大な先達に連なる新星、ここに誕生。 「こんな時代小説を待...
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