『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :五木寛之
- 出版社 :新潮社
- 定価 :1350円+税
- 発売日 :2021年10月27日
- 単行本 :196ページ
- ISBN-10:4106038749
- ISBN-13:978-4106038747
『よむかも』な本のポイント
- 人生の先輩の人生の先輩みたいな?
- 私はそういうの結構好き。
- 人生の先輩が好き。
『よむかも』な本のレビュー
- 『私の親鸞:孤独に寄りそうひと』よむかも。
- 『歎異抄』の人気高まってるナウ。この本は、私の親鸞を語る書。
- 著者は宗教学者でも歴史学者でもない小説家・随筆家。
- つまり、俗の人。御年八十九歳。
- 半世紀以上関わってきた「親鸞の内なる俗」を語るっ。
- 私の親鸞の根底にあるものとは、
- 「人知れぬ孤独の中、強靭な理からにじみ出る特異な人間味」
- それへの強い共感だという。
- 中でも注目ポイントは、親鸞における「慈悲」の心。
- 慈は励まし、悲は慰め。
- 身内の死を悲しむ人に「酒を勧めて笑うほどに慰めて去るべし」
- 親鸞思想には全体主義と通底するものがあるって指摘は刺激的。
- ジェネレーション・レフトなう。そんな時代。
- 親鸞思想が読み返されるべき必要性を感ずる?
- 語りは平易で読みやすい。しかしその奥深さはしっかり伝わってくる。
- 平壌から引き上げる中で母を失い、日本人同士の被害と加害の両面を見た。
- そんな自分語りも興味深い一冊。
- (ただし、内容は「新潮講座で聴衆に語られたもの」の文字起こしらしい)
- (実際の語りだけに重要箇所が何度も繰り返される部分もそのままらしい)
- (気軽に読めるけど、そういう点は読む前に知っておいたほうがいいって)
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