極限の思想 ニーチェ 道徳批判の哲学

人文・思想

『よむかも』な本の基本情報

  • 著者      :城戸淳
  • 編集      :大澤真幸、熊野純彦
  • 出版社   :講談社
  • 定価      :2100円+税
  • 発売日   :2021年11月11日
  • 単行本   :250ページ
  • ISBN-10:4065239494
  • ISBN-13:978-4065239490

『よむかも』な本のポイント

  • ルサンチマンですね? 疚しい良心ですね? ええ、わかりますとも(?)

『よむかも』な本のレビュー

  • 『極限の思想 ニーチェ 道徳批判の哲学』よむかも。
  • この本ではニーチェのキリスト教批判の特徴として以下の指摘があるって。

キリスト教の神は、ルサンチマン的な価値転換によって定立される善の価値を保護し、疚しい良心に苦悩する者を来世で救済する。神こそが道徳的世界秩序の要であり、信賞必罰の担い手である。しかしそれゆえに、キリスト教の道徳意識は、自己欺瞞的でありつつ、その自己欺瞞から逃れる運動にならざるをえない。

  • カール・バルト以降の現代プロテスタント神学において。
  • 「キリスト教という宗教自体に神に反逆する自己欺瞞が潜んでる」
  • そんな見方は普通なんだって。
  • キリスト教は柔構造を持っているんだって。
  • つまり、ニーチェの無神論を神学の内部に包み込んでしまえるんだって。
  • こういう発想は神学の基本的訓練を受けてないと理解できないんだって。
  • だってーだってーだってー……。
  • (よむかもと思ったけど私に理解できるかしら……)
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