教養としてのギリシャ・ローマ:名門コロンビア大学で学んだリベラルアーツの真髄

人文・思想

『よむかも』な本の基本情報

  • 著者      :中村聡一
  • 出版社   :東洋経済新報社
  • 定価      :1800円+税
  • 発売日   :2021年5月14日
  • 単行本   :344ページ
  • ISBN-10:4492062173
  • ISBN-13:978-4492062173

『よむかも』な本のポイント

  • 米国エリート教育の原点、リベラルアーツ。
  • 日本のリーダーにも、リベラルアーツ。
  • リベラルアーツ、なんか格闘技みたいよね。
  • (それ、たぶんマーシャルアーツ……)
  • 最近流行ってる? そんなリベラルアーツ。

『よむかも』な本のレビュー

  • 『教養としてのギリシャ・ローマ:名門コロンビア大学で学んだリベラルアーツの真髄』よむかも。
  • 「リベラルアーツ? 一般教養でしょ」みたいな。でも、それは違う。
  • 米国エリート大学群においてリベラルアーツは学部教育の根幹である。
  • しっかり学んでいなければ専攻へは進めない本質である。
  • この本は、リベラルアーツの土壌が生まれた黎明期ギリシャから説き起こす。
  • ヘロドトス『歴史』、トゥキュディデス『戦史』
  • プラトン『国家』、アリストテレス『政治学』
  • これらを題材としてギリシャ、ローマの歴史。
  • 以後の世界の基礎としてのヘレニズム文化へ。
  • 政治、国家、道徳、正義などの考察を加える。
  • とくに独裁制、寡頭制、民主制の3形態は現代的意味をもって再三論じられる。
  • 豊富なエピソードと平易な文章で読みやすい。
  • 何が善で、何が徳か。考える刺激に満ちてる。
  • 日本のリーダーに最も欠けているものがここにある。
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