- 『母親を失うということ』よむかも。
- 著者:岡田尊司 出版社:光文社
- 定価:1600円+税 発売日:2021年2月25日 単行本:352ページ
- ISBN-10:4334952283 ISBN-13:978-4334952280
- この本は、著者初のノンフィクションにして最高傑作。(ってすごー)
- 著者の人は、京都に住む精神科医の人だって。
- 2020年5月に母を亡くした。それは「大地が抜けるような」喪失感だったそう。
- コロナを理由に香川県の母と向き合い切らなかった。
- せめて、悲しみを紙に記憶させようとした。
- 9歳で母を失った母の人生を辿る。自らの幼少期を回想する。
- まだ古い価値観も残る1960年代。
- 一家は、祖父母宅の敷地の納屋を改造した「ひや」(離れ)で暮らす。
- 酪農や葉たばこ作りなどを手がけるも苦戦する父。
- 精神的に不安定で、母に辛く当たる祖母。
- 小4までおねしょをして、学校でもパッとしない著者の人。
- 母はそんな家族を丸ごと支えていた。
- ときに精神科医としての知見が挟まれ、過去が鮮やかに再現される。
- 鮮明な記憶の背景には、想いの深さが見える。
- 読みながら、心が満たされていくのがわかる。
- 書きながら癒されていく。
- それを追体験できるからに違いないって。
- (正直よく想像できないけれど)
- (あらゆる残酷な空想に耐えておけ。現実は突然無慈悲になるものだからな)
- (って言葉をふと思い出したよ)
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