- 『絶望死:労働者階級の命を奪う「病」』よむかも。
- 著者:ニコラス・D・クリストフ、シェリル・ウーダン 翻訳:村田綾子
- 出版社:朝日新聞出版 定価:2000円+税 発売日:2021年3月19日
- 単行本:392ページ ISBN-10:4022517522 ISBN-13:978-4022517524
- (……絶望死て。なかなかショッキングなタイトルだね)
- 日本で平均寿命が伸びてる。世界で平均寿命が伸びてる。
- でもアメリカでは平均寿命が縮んでる。なぜか?
- それは薬物、アルコール――すなわち自殺だ。
- 著者の二人はジャーナリスト夫妻なんだって。
- アメリカの地方のそんな実態を描いてるって。
- 故郷の田舎町で同級生たちのその後を追ってみる。
- ……と、多くが失業、薬物、アルコールに苦しみ。
- すでに亡くなっている人もいた。
- 「そんなの自己責任でしょ?」ってよくいわれる。たしかにその面はある。
- でも、下層のワーキングクラスが置き去りにされる社会構造にも問題ある。
- 薬物中毒を助長する処方鎮痛薬の蔓延。
- 長期収監が再起を阻む民営刑務所。
- そして崩壊した家庭で育つ子どもたちの困難を想像してみてほしい。
- 過酷の一言ではとても言い表すことができない。
- 第一にとるべき政策は「教育」だと著者の人たちは説く。
- (これ、日本もそろそろ顕在化してくるって思うのは私だけ?)
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