結核がつくる物語:感染と読者の近代

文学・評論
  • 『結核がつくる物語:感染と読者の近代』よむかも。
  • 著者:北川扶生子 出版社:岩波書店
  • 定価:2500円+税 発売日:2021年1月29日 単行本:218ページ
  • ISBN-10:4000614487 ISBN-13:978-4000614481
  • この本は、結核がどういう病気だったか、改めて見つめ直すって話みたいね。
  • 結核は、近代最大の感染症。
  • 咳、くしゃみ、つばで空気感染。接触でも感染する。
  • あの感染症を思わずにはいられないよね。(そう、コロナね)
  • 結核は長く死病であった、日本の死因の第1位だったって。
  • 堀辰雄。石川啄木。正岡子規。国木田独歩。樋口一葉。
  • 患者で文学史が書けるってくらいらしい。
  • (新選組の沖田総司とかも結核だったよね、たしか)
  • 現在でも根絶したわけではなく、年間約1万8000人が罹患してるんだって。
  • (でも現在は薬で治る病気だってね。医療の進歩はすごいよね)
  • この本は、伏せられがちだった患者の声に耳を傾ける。
  • あるがままに見つめる子規の「写生文」を、著者の人は以下のように評す。
  • 「わが身を実験台にした、人間性の観察と発見」
  • 鋭く病に寄り添う。
  • 結核と聞けば悲壮感漂う……かと思いきや。
  • 雑誌『療養生活』の投稿には多くの「笑い」が盛り込まれてるんだって。
  • (「笑い」が免疫力を高めるってホントなんかな?)
  • マスクをはずして、笑い合える日が待ち遠しいね。(ってホントにね!)
結核がつくる物語: 感染と読者の近代
近代最大の感染症、結核は「治療法のない死病」として恐れられてきた。思想統制から戦争に向かう厳しい時代のなかで、患者たちは何を思い、どんな言葉を残したのか。彼らの言葉から何を学ぶことができるのか。結核が国や文化や文学に与えた影響とともに、患者...

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