『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :松尾匡
- 出版社 :講談社
- 定価 :1000円+税
- 発売日 :2020年11月18日
- 新書 :288ページ
- ISBN-10:4065142393
- ISBN-13:978-4065142394
『よむかも』な本のポイント
- 領土問題進展の見込みは薄い。阿部さんもわかってた。
- それでもプーチンさんに入れ込んだ理由とは?
- そういう考え方もあるのか(みんな気づいてた?)
- 日本もいよいよか? ジェネレーション・レフト。
『よむかも』な本のレビュー
- 『左翼の逆襲:社会破壊に屈しないための経済学』よむかも。
- この本で気になるのは――
- 『安倍さんが首相時代に進めていた対ロシア外交についての記述』だ。
- クリミア侵攻などで多くの西側の国々がロシアのプーチン政権に冷やか。
- 日本も領土問題進展の見込みは薄く、それは誰もがわかってること。
- なのに安倍さんが一生懸命プーチンさんに入れ込んだ理由は?
- これから東南アジアで中国帝国主義と覇を争う野望があるのでは。
- とすれば「北方を安全にしておく」意味があったのでは。
- 世間的には領土問題で成果が得られなかったとさんざん叩かれた。
- しかし支配層にとっては大きな成果があったのだ。
- こうした一連の動きは「大東亜共栄圏」への「いつかきた道」なのでは……。
- そこまでかはともあれ、要するに安倍さんの目的は勢力均衡外交だった。
- それは間違いないだろうって話。

左翼の逆襲 社会破壊に屈しないための経済学 (講談社現代新書 2597)
コロナ禍が日本社会に与えた影響は計り知れない。特に経済では消費税増税と重なり大不況となっている。日本の支配エリートはコロナでもたない企業は潰れて良いと思っている現実。「高プロ」も愛国教育も、支配エリートの新「帝国主義」への布石だと喝破する松...



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