中国生業図譜:清末の絵入雑誌『点石斎画報』で読む庶民の“なりわい”

歴史・地理
  • 『中国生業図譜』よむかも。
  • 著者:相田洋 出版社:集広舎
  • 定価:3500円+税 発売日:2020年12月8日 単行本:296ページ
  • ISBN-10:4904213963 ISBN-13:978-4904213964
  • 『点石斎画報』は清末、19世紀の上海で刊行された伝説的な大衆紙。
  • いわゆる中国のかわら版。
  • 俗悪な事件や風習、世相など「三面記事」を細密なイラスト付きで掲載した。
  • 本書『中国生業図譜』は、そんな『点石斎画報』の挿絵の数々を紹介する。
  • 当時の中国庶民のさまざまな生業(職業)を面白くわかりやすく説明する。
  • 「やり手婆の残虐ないじめ」「凄腕の女性警備員」
  • 「結婚サギ師はレズビアンだった」
  • など、記事のタイトルだけでも興味を惹かれるし。
  • 女性の生業も多彩で、たくましく生きていたことに驚くって!
  • (たしかにタイトルだけでも衝撃的だよね!)
  • ほかにも、宿屋、一輪車夫、床屋、医者、糞尿くみ取り人夫などあり。
  • 『点石斎画報』の記事の特徴は、俗悪で怪しい。しかし絵は細密できれい。
  • (人間、キモいと言いつつ、グロテスクなものに惹かれてしまう不思議)
  • 学術研究をふまえた相田洋さんの解説も上品でわかりやすいって。
  • 清は中国最後の伝統的な時代ともいわれる。
  • 歴史的な中国を旅する気分になれる一冊。
  • (まえに読んだ小説に糞尿くみ取り人夫の生業が出てきてた気がする)
  • (たしか北方水滸だったような気がする)
  • (それでこの本に興味を持った気がする)
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