サバイバルする皮膚:思考する臓器の7億年史

科学・テクノロジー

『よむかも』な本の基本情報

  • 著者      :傳田光洋
  • 出版社   :河出書房新社
  • 定価      :860円+税
  • 発売日   :2021年5月24日
  • 新書      :264ページ
  • ISBN-10:4309631312
  • ISBN-13:978-4309631318

『よむかも』な本のポイント

  • それずっと疑問だった、なぜヒトは体毛を失ったのか。

『よむかも』な本のレビュー

  • 『サバイバルする皮膚:思考する臓器の7億年史』よむかも。
  • 多細胞生物が発生したとき。
  • 外界とのインターフェースとして最初に形成された組織。
  • 皮膚。(表皮)
  • なのに、皮膚はあまりにも軽視されてきた。(脳と比べて)
  • この本はそんな疑問を呈し、皮膚という組織の持つ多様な役割を解き明かす。
  • 人類の脳が大型化したのは、体毛が失われる過程と軌を一にしている。
  • それは、皮膚からの膨大な情報を処理できるようにするためだったのでは?
  • 事実、皮膚は、電磁波や超音波まで感知する――だけじゃない。
  • 複雑な免疫システムにも関与している。
  • 意識や記憶と皮膚感覚との意外な関連。
  • 生化学的見地、プルーストなどを引き合いに考察する。
  • 読めば、皮膚というものに対する認識の根本的な見直しを迫られる。
  • (……なるほど)
サバイバルする皮膚: 思考する臓器の7億年史 (河出新書)
生物を外界と隔てる最大のインターフェイス〈皮膚〉はいかにして我々を進化させたのか? 体毛を捨て、巨大な脳を手に入れた激動の歴史を、日本の皮膚研究の第一人者がスリリングに紐解く!

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