やはり死ぬのは、がんでよかった

人文・思想
  • 『やはり死ぬのは、がんでよかった』よむかも。
  • 著者:中村仁一 出版社:幻冬舎
  • 定価:900円+税 発売日:2021年3月25日 新書:264ページ
  • ISBN-10:4344986172 ISBN-13:978-4344986176
  • 前著『大往生したけりゃ医療とかかわるな』
  • (どちらもなかなかにキャッチ―なタイトルだよね)
  • これに、自身が末期がん患者となった現在の心境を加筆した改訂版。
  • 著者の人は、医師の人。自らの死生観を綴ってる。
  • 無治療でも苦しまずに亡くなった、100人以上のがん患者を看取った。
  • だから「どうせ死ぬならがんがいい」と考えてきた。
  • すると肺がんを患う。「これも老化の一種。自然の成り行きだ」
  • 在宅療養で何の治療もしていない。自然死を待っている。
  • 延命治療は、逝くべき時に逝く人を医療が邪魔してる。
  • そして日本人は医療にすがれば老いも何とかなると思ってる。
  • だから、みんな死を受け入れづらくなってる。
  • 「死にゆく自然な姿を見せるのは、先に逝く者の最後の務め」
  • この本は、著者の遺言状である。
  • (一理あるって思うの)
  • (でも無治療で苦しむ人苦しまない人の個人差は大きそう)
  • (苦しまずに逝きたいな。それだけお願いします!)

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