おいしいもので できている

文学・評論
  • 『おいしいもので できている』よむかも。
  • 著者:稲田俊輔 出版社:リトルモア
  • 定価:1600円+税 発売日:2021年3月12日 単行本:240ページ
  • ISBN-10:4898155383 ISBN-13:978-4898155387
  • 著者の人は、飲食店経営に四半世紀近く携わってきた稲田俊輔さん。
  • 初の書き下ろし食エッセー。
  • 筆致は「食生活に仕事が内包されている」ってスタンスで綴られる。
  • (仕事の流儀集のような堅苦しい感じじゃなさそーだね)
  • オムライス、宅配ピザ、麻婆豆腐などなど。
  • 和洋中いろんな料理が、まろやかな筆致で一皿一皿語り尽くされる。
  • 「ありきたりなミニサラダ」の立ち位置を考察する一編が面白いらしいよ。
  • 定食のトレイの端、丼の脇にすっ、と添えられる。
  • 小さなボウルに入ったあのサラダ。
  • 「あっても無くてもどっちでもいいようなサラダ」
  • 稲田さんはそれを引っ込め、より手の込んだ別の一品を代わりに添えた。
  • と、これまでミニサラダをきれいに平らげてくれてたお客さんたち。
  • なぜかその一品を高確率で残してく。「ミニサラダがなくて寂しい」とも。
  • どこまでもおまけのミニサラダ。単品ではほぼ注文されないミニサラダ。
  • なのに。……いや、だからこそ?
  • (おいしいものを読むって結構楽しそうって最近思うようになったの)
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