2018年09月01日放送『さまぁ〜ずの神ギ問』のまとめ。
・全神ギ問の中から人々が本当に知りたいベスト5!
・神ギ問5(過去のもの)
神ギ問がスタートした2015年10月以来、およそ3年の間に合計194個の神ギ問が生まれた。今回は、194個の中から本当に答えが知りたい神ギ問を、街行く2000人にアンケート調査。これが神ギ問の中の神ギ問、ベスト5を紹介する。
第1位:テーマパークの閉園後、どこかに隠れてたらバレるの?
志摩スペイン村で検証。セキュリティ密着のニセ特番ということで、園内にカメラクルーが入る。セキュリティスタッフには閉園後、神ギ問スタッフが隠れることは知らされずに検証する。
志摩スペイン村では閉園後、3名のセキュリティスタッフが、清掃を兼ねた見回りを1回、厳重な見回りを2回行っている。さらに、園内には14台の監視カメラがあり、オペレーションセンターで映像をチェックしている。
万全の安全対策の中、神ギ問スタッフ6名が閉園後の園内に隠れた。今回のルールでは、立ち入り禁止エリアや花壇など常識離れした場所はNGとした。
こうして神ギ問の答えが導き出された。
Answer:閉園後1時間16分で全員見つかった。皆さんはくれぐれも真似しないで下さい。
第2位:自販機に何回入れても落ちてくる小銭って何なの?
日本の硬貨選別装置において国内シェア60%以上を誇る、日本コンラックスに話を聞いた。
一番大きな原因は、摩耗による削れによって硬貨の形が変形してしまっているからと考えられる。硬貨は日常生活で使用する中で削れて変形してしまう。
自販機の中には硬貨選別機が内蔵されており、センサーによって形・大きさ、材質・凹凸を選別している。
500円、50円硬貨に比べて、100円、10円硬貨は使用頻度が高いので、厚さの違いを読み取るセンサーでエラーが起きやすい。
何回も落ちる小銭を入りやすくする対処法は、硬貨の裏表を逆にして入れること。自販機の選別センサーは硬貨の片側だけをチェックしているので、硬貨の裏表を逆にして入れると正確に選別される確率が高くなる。
裏表を逆に入れてもダメな場合は、あきらめる。
こうして神ギ問の答えが導き出された。
Answer:小銭が落ちる最も大きな原因は、摩耗による硬貨の変形だが、2回目に裏表を逆にすると入りやすくなる。
第3位:双子同士が結婚したら子供同士もそっくりになるの?
世界一の人口を誇る中国で調査した。
①両親は一卵性双生児
②同性
③年齢が近い
④まだ子供
4つの条件を満たす人物を捜索して確認した結果、微妙だった。
双子の研究者に話を聞いた。
一卵性双生児同士の両親のDNAは基本的に100%同じ。しかし、その子供は両親のDNAを半分ずつ受け継ぐので、受け継ぎ方は4パターン存在する。この子供同士を比べた場合、DNAの受け継ぎ方がまったく同じならそっくりになるが、半分であればまぁまぁ似てる、まったく違えば似ていない、という結果になる。
こうして神ギ問の答えが導き出された。
Answer:遺伝子的には普通の兄弟と同じで似てたり似てなかったりする。
第4位:犯人が被せられるジャンパーって誰のジャンパーなの?
千葉県警、大阪県警の元刑事の方に話を聞いた。
逮捕時の状況にもよるが、
・刑事が着ているジャンパーを被せる。
・容疑者のジャンパーを被せる。
補足として、
・顔を隠すかどうかは本人の意思次第であり、まれに拒否する容疑者もいる。
・外に報道陣がいなければ、帽子で顔を隠すことが多い。
・外に報道陣がいる場合には、より大きい範囲を隠せる上着を使う。
・事前に隠すことを目的にジャンパーを準備することはない。
・隠すものに決まりはなく、毛布でもタオルでも顔が隠せればなんでもいい。
・夏場でジャンパーがなかったとき、ワゴン車のカーテンを外して顔を隠したこともある。
顔を隠す理由については、容疑者の人権を守るため。「逮捕=有罪ではない」ので、人権を侵していいわけではない。人通りが多かったり、マスコミが大勢いる状況であれば、なるべく隠そうとするのが警察の方針。
こうして神ギ問の答えが導き出された。
Answer:誰のものかは状況によるが、その大半が現場の刑事か逮捕現場にあったもの。
第5位:記憶がないほど酔った人が家に帰れるのってどうしてなの?
実際に記憶がないほど酔った人が家に帰れるのか? 検証すると、帰れることがわかる。『記憶がなくなるまで飲んでも、なぜ家にたどり着けるのか?』という本の著者、専門家の泰羅 雅登先生に話を聞いた。
脳の中にはお酒に弱い部分と強い部分がある。記憶を作る場所、海馬はお酒にすごく弱い。記憶をなくすというが、なくしたわけではなく、お酒が回ると海馬が麻痺して新しい記憶を作れなくなる。
脳の頭頂葉はお酒に強く、ここにカーナビの役割をする神経細胞、ナビゲーション・ニューロンがある。このナビゲーション・ニューロンが風景の記憶を元に行き先をカーナビのように自動案内してくれる。
つまり、お酒を飲みすぎて新しい記憶が作れなくても、意識があって帰る意思さえあれば、お酒に強い頭頂葉のナビゲーション・ニューロンが記憶している目的地への経路を呼び起こし、カーナビのように勝手に体を案内してくれる。
では、引っ越してから1週間後、お酒で記憶をなくしたら前の家に帰ってしまうのでは? 1週間も新しい家に行き帰りしていれば、そのルートはセットされるはず。1日だとひょっとすると前の家に帰っちゃうかもしれない。
ちなみに、酔っている時によくやってしまう行動とその答え。
・千鳥足、運動機能を調整する小脳が麻痺してバランスが取れなくなる
・同じ話を何回もする、直前に話した事を記憶する前頭葉が麻痺して同じ話を繰り返す
・陽気になる、感情を制御する前頭葉が麻痺して普段なら制御できる感情が抑えられなくなる
こうして神ギ問の答えが導き出された。
Answer:記憶している家までの道のりを勝手に呼び起こして案内してくれるから家には帰れる。
本日はこれにておしまい。毎週楽しみです。
みなさんもぜひご覧になってください。
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