お昼寝が必要なのはよい子だけじゃない。大人もよいお昼寝をすれば仕事や勉強の効率を上げることができる!
すなわちお昼寝は人生のパフォーマンスアップにもつながる。よいお昼寝で、よい人生を。
よい大人のお昼寝は「午後2時まで」
午後2時以降のお昼寝は、夜の睡眠に影響を及ぼす。眠りを促す睡眠物質「アデノシン」(細胞のエネルギーであるATPの分解物)は、起きて活動をしているうちに溜まっていき、これが睡眠圧となって人は眠気を覚える。午後2時以降の眠りはこのアデノシンの睡眠圧をリリースしてしまうので、夜眠れなくなってしまう。
ランチの後って、まったりした気分になるよね。人の覚醒レベルは二相性になっていて、第一段階は朝起きてからお昼までに上がっていって、午後2時くらいでいったん低下するからなんだよ!
そして、第二段階。夕方から夜にかけて覚醒レベルはまた上がっていく。夜の睡眠に影響を及ぼさず、お昼寝しやすいタイミングは、ランチ後がおすすめだね
よい大人のお昼寝は「最大20分まで」
お昼寝は継続時間も重要なポイント。最大20分まで。それ以上眠ってしまうと深い睡眠に突入してしまい、覚醒しても脳がすっきりと目覚めず、仕事や勉強の効率はかえって下がってしまう。
20分はあくまでも目安だから、なかなかすっきり目覚められないって場合は、15分とか眠る時間を短く調節してみるといいかも
スマホのアラームとかを利用して自分にぴったりなお昼寝時間を見つけたいね
よい大人のお昼寝前は「タンパク質中心ランチ」
午後イチで激しい睡魔に襲われる人は、ランチで糖質を摂り過ぎている場合がある。糖質過多の食事は反動で低血糖状態に陥りやすく、脳の機能が低下する。
ランチは手早く済ませられる丼ものやカレー、ラーメンとかチャーハンとか、ってビジネスマンの人は多いかもしれないね
午後イチの眠気を解消したいなら、タンパク質のおかずをメインにした食事を心がけたい。主食は少なめにして、肉・魚・大豆・野菜を中心にした食事をすると、症状が改善される可能性があるよ
よい大人のお昼寝は「なるべく楽な姿勢で」
横になるのがベストだが、オフィスでそれはなかなかきびしい。ネックピローを使うことでデスクでも楽な姿勢がとれて、質の良いお昼寝が可能となる。
グニャッと曲げられたり、呼吸がラクになる穴が開いてたり、折りたたんで高さを調節できたり――ネックピローにもいろんな形のものがあるんだね!
ネックピローは、デスクにつっぷすとき、自分の一番楽な姿勢を補助してくれるものを選びたいところ。リモートワークならソファやベッドで横になってお昼寝するといいね
よい大人のお昼寝の切り札は「コーヒー」
お昼寝前にコーヒーを飲んでおくと、寝ている間にカフェインが吸収されて、覚醒のタイミングに作用し、すっきり目覚めやすくなる。ただし、カフェインは脳に負担をかけ、その量が半分になるまで7時間前後かかり、夜の睡眠を妨げる。午後イチで大事なプレゼンがあるときなど、コーヒーはここぞというときの切り札として飲用したい。
お昼寝前のコーヒーはリスクのある裏ワザ的なものなんだね!
とくに午後2時以降に飲むと夜の眠りに影響する。午後のコーヒーはなるべく控えるようにしたいね
おしまい。
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