『リップルアイランド』は1988年サンソフトより発売のファミコン・アドベンチャー・レトロゲーム！ 女の子でも遊びやすそうなほのぼの系！ けど攻略サイトなしにクリアは無理げ！
ナサレルと結婚しちゃうような奴は金に目のくらんだ奴なのか……
『リップルアイランド』の基本情報
- ジャンル：アドベンチャー
- 発売元 ：サンソフト
- 発売日 ：1988年1月23日
『リップルアイランド』の対応機種
ファミリーコンピュータ
など。
『リップルアイランド』のストーリー
どこかの海のうえに、リップルアイランドと呼ばれている小さな島がうかんでいた。島の住人たちは豊かな自然にかこまれて、平和にくらしていた。そんなある日、この島をおさめているドテーラ王のひとり娘、ナサレル王女が皇帝ゲロゲールとなのる魔物によって略奪された。それは闇の時のはじまりを意味していた。ゲロゲールは北の海に城塞を築き、リップルアイランドの侵略を開始した。このままでは、自然の調和が崩れ、破滅への一途をたどるであろう。事態を重くみたドテーラ王は、島の住人たちにおふれをだした。「ゲロゲールを退治した勇者には、相応のほうびを、そしてナサレル王女を無事救出できたときは、王女と結婚してもらいたい。」そのおふれは、島はずれにすむ、少年カイルの耳にもとどいた。以前から一攫千金をねらっていたカイルはすぐ旅の支度をととのえると、ゲロゲールの城塞をめざして、出発した。
取扱説明書 ＜ストーリー＞ より
『リップルアイランド』のプレイ雑感
『リップルアイランド』は、しゃべる動物たちが暮らす島が舞台。「闇の皇帝」ゲロゲールを退治するため、少年カイルと少女キャルが冒険を繰り広げるアドベンチャーゲーム！
ソフトタッチのグラフィックとほのぼのした雰囲気が特徴的。主人公もヒロインも動物たちも、ラスボスのゲロゲールでさえもかわいく感じられて――小さな女の子でも遊びやすそうな感じ
ゲームは至ってオーソドックスなコマンド選択式のアドベンチャーだよね！ コマンドがアイコンになってるのがちょっと現代のスマホとかのUIっぽい！
可能な操作も多く、総当たりに近い探索が必要な場面もある。見た目に反して難易度は高めで、攻略サイトとか見ないでこれをクリアするのは、かなりむずかしいかもしれないね
たしかに。真のエンディングを見るための「２つ目の神器」ってどうやってとるの？ ――ってなる！！
私はエリア２の木の実探しで挫折かな
うん。攻略サイト見ないで真のエンディング見るのは無理げ！
『リップルアイランド』は、当時のアドベンチャーゲームとしては珍しいマルチエンディングになっているのも特徴的だね
- 途中でキャルと逃げて幸せに暮らすＥＤ
- カエルのままのナサレル王女と結婚ＥＤ
- 元の姿に戻ったナサレル王女と結婚ＥＤ
- 王女との結婚を断りキャルを選ぶ真ＥＤ
ナサエル王女もかわいいんだけどね、けなげに尽くしてくれそうな雰囲気あるんだけどね、やっぱりね！ 一緒に冒険してきたキャルを選ぶ真エンディングを見たいよね！
私は玉の輿に乗れるナサレル王女と結婚したいけど、ね
あ、いるいる、そういうこと言っちゃう人いる！
この選択って『ドラクエ５』の「ビアンカかフローラか」の花嫁選びの選択に似てるよね。キャルもビアンカも幸薄そうっていうか、ちょっと同情をひくとこあるし、ナサレルとフローラはお金持ちなところが一緒だし
金か愛か、か……
いや、愛もあるよ？ 人の姿に戻ったナサレル王女に一目惚れ、だよ？
はいはい、金に目のくらんだ人間はすーぐ一目惚れするんだよ！ すなわち！！ 一目惚れするようなやつは金や人の容姿に目のくらんだ人間なんだよっ！！！
いやいや、それは偏見
まあ、プレイしてみればわかるよ！ キャルを、そしてビアンカを選びたくなるプレイヤーの気持ちが！ 横で見てるんじゃなくて、ね！
いやいやいや、私もね、キャルのツンなところと弱さを秘めたところと、そのギャップにはキュンってならなくもなかったんだよ？
お、あなた、じつはわかってる人？
でも、私はやっぱりナサレル王女と結婚したいかな
やっぱわかってない人！
まあ、そのあたり、ビアンカ派とフローラ派よろしく、キャル派とナサレル派で語り合うとおもしろそうだよね
『リップルアイランド』ってダウンロード配信あるんだっけ？
あるんだけど3DS以前のハードで、現代のハードではないんだよね
ならば、そろそろ『ニンテンドースイッチオンライン』とかで配信してほしい！
『超惑星戦記メタファイト』とか『アトランチスの謎』とか配信されてるし、期待はしてもよさそうだよね
おしまい。
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