『ギャラガ』は1985年ナムコより発売のファミコン・シューティング・レトロゲーム
ハイスコア争いがアツかった時代、「UMR」的なイニシャルしか知らなくても仲よくなれた時代を感じてみてほしいな
『ギャラガ』の基本情報
- ジャンル:シューティング
- 発売元 :ナムコ
- 発売日 :1985年2月15日
『ギャラガ』の対応機種
- ファミリーコンピュータ
- Nintendo Switch(ナムコットコレクション)
など多数。
『ギャラガ』のプレイ雑感
『ギャラガ』! 「ギャラクシー」+「蛾」=『ギャラガ』! 1981年にアーケードで出た画面固定タイプのシューティングゲーム――そのファミコン移植版だね!
『ギャラガ』は、1979年にアーケードで稼働開始した『ギャラクシアン』の流れを汲んでる――スペースシップのファイターを操作して凶暴な昆虫型エイリアン・ギャラガを退治していくゲームだね
……前にやった『スペースインベーダー』にちょっと似てるよね?
『スペースインベーダー』はアーケードが1978年――当時社会現象にまでなるほどの大ブームを巻き起こしたゲームだけに、似たようなゲームが乱立するのは無理からぬところ……だけど、『ギャラガ』をただの「インベーダーフォロワーなゲーム」と一言で言っちゃうのは、ファンの人に怒られちゃうかもしれないね
――と、いうと?
『インベーダー』は敵をひとつひとつ狙って打つ、いわゆる「狙い撃ち重視」なシューティングだった。対して『ギャラガ』はとにかく弾を撃って敵に当てる「撃ちまくり重視」の概念を取り入れてる。これは、
――と評価されているね
そなの? う~ん、私にはそんなに変わりなく見えるんだけど……
それはたぶん我々がシューティング下手くそだから、そう見えるんだよ
なんと!?
『ギャラガ』の大きな特徴のひとつとして「ボス・ギャラガのトラクタービームを利用したパワーアップ」が挙げられる
- ボス・ギャラガが放つトラクタービームにわざと捕まる。
- その後、捕虜となった自機を引き連れて攻撃してくるボス・ギャラガを倒す。
- と、捕虜となっていた自機がくっつきデュアルファイターにパワーアップ!
デュアルファイターになると1回の攻撃で弾を2発同時に発射できるようになり、「撃ちまくりシューティング」感が出てくるってわけ
なるほど。シューティング苦手な私たちじゃ、ボス・ギャラガを倒そうとして捕まった自機まで撃っちゃうもんね……
これは『グラディウス』とかの「オプション」のような「パワーアップ」要素の走りだと見られる場合もあるんだって
デュアルファイターは「当たり判定」も2倍になる諸刃の剣――しかし、チャレンジングステージでのパーフェクトの可能性が一気にアップする! ハイスコア狙いならやるっきゃないよね!
当時のシューティングはハイスコア狙いが激アツだったみたいだからね。――そういえば、アーケードの話なんだけど、ナムコが「ネームエントリー」を導入したのは『ギャラガ』が初めてだったらしいよ
そうそう、「UMR」的な。『ギャラガ』は、ゲーセンでのコミュニティで「イニシャルで呼び合う」文化を作ったゲームともいわれていて、「仲良くなったけどイニシャルしか知らない……」なんて交流が漫画だけじゃなくてホントにあったんだって
それはおもしろい話だね!
ね。『ギャラガ』はまだまだシューティングがシンプルだった時代のゲームだけに、誰がやっても楽しめる。最近でも『スイッチ』の『ナムコットコレクション』で配信されていたり、名作だけに移植版も多い感じ
ぜひとも『ギャラガ』をプレイして「ハイスコア争いがアツかった時代」「イニシャルだけで仲よくなれた時代」を感じてみてほしいね!
おしまい。
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