『忍者ハットリくん 忍者は修業でござるの巻』は1986年ハドソンより発売のファミコン・アクション・レトロゲーム。キャラゲーはクソゲーが多いとはよく聞く話
しかし忍者ハットリくんはファミコンで一番売れたキャラゲー! そして無理ゲーの巻!
『忍者ハットリくん 忍者は修業でござるの巻』の基本情報
- ジャンル:横スクロールアクション
- 発売元 :ハドソン
- 発売日 :1986年3月5日
『忍者ハットリくん 忍者は修業でござるの巻』の対応機種
ファミリーコンピュータ
『忍者ハットリくん 忍者は修業でござるの巻』のストーリー
せっ者、伊賀忍者ハットリカンゾウでござる。忍者の世界もきびしく、試験があるのでござる。ニンニン!
伊賀忍者「修業の里」で忍法修業にはげむ我らがハットリくん。
忍法の極意をしるす巻物を見つけ、いろんな忍法を使えるようがんばっている。
ハットリくんの修業を知ったケムマキはじゃまをしようと、メカ忍軍団や甲賀忍者らを引連れてきた。
さあ、きみの出番。ハットリくんになって、忍者段位を必ずや獲得してくれ。弟のシンゾウ・獅子丸も強い味方だ。<取扱説明書より>
『忍者ハットリくん 忍者は修業でござるの巻』のプレイ雑感
ニンニン! 『忍者ハットリくん』! 知ってる?
知らなかった。なんか聞いたことある気もするんだけど、気のせいかもしれない――そんなレベル
じつは、みーとぅ
そーだね。ファミコンの『忍者ハットリくん』もそれはそれは大変な人気で、150万本を売り上げてキャラゲーとしては史上第3位。漫画原作のファミコンゲームとしては堂々の歴代第1位
漫画やアニメ原作のキャラゲーはクソゲーが多いってよく聞くよね。『〇ッ〇』とかさ。でも、『忍者ハットリくん』は『ドラクエ1』よりも売れてるって聞くと、その凄さがよーくわかるよね!
そんな『忍者ハットリくん』がどんなゲームかというと――
- 当時、漫画・テレビアニメで人気を博した『忍者ハットリくん』をゲーム化。
- 主人公のハットリくんを操作して進む横スクロールアクション。
- 敵の忍者を倒しながら障害物を超えて全16ステージのクリアを目指す。
- ケムマキ、ジンゾウ、獅子丸など主要キャラもサポート役として登場。
- ハットリくんの武器は初期段階では手裏剣のみ。
- 巻物を集めることで多様な忍法を使えるようになる。
- それら忍法を駆使してアクロバティックに難所を突破するのが醍醐味。
- ステージクリア時のボーナスゲームが特に有名。
- 父親であるジンゾウがちくわに混ぜて鉄アレイを投げる非道っぷり。
- ちなみに、隠れキャラとしてだが高橋名人がゲームに登場したのは本作が初。
うんうん。ゲーム内容も『スーマリ』でおなじみの正統的な横スクロールアクションって感じでおもしろそう! ――ってなわけでさっそくプレイしてみたわけなんだけど……これ、無理ゲーじゃね?
そうそう。『忍者ハットリくん』は原作&キャラクター愛を感じられるキャラゲーの名作として知られてるけど、じつは無理ゲーとしても有名らしい
- ハットリくんの移動には妙な慣性が働き、操作性にクセがある。
- 忍者なのにジャンプ力が低すぎて、穴に落ちる。
- セレクトボタン連打の忍術選択が、しんどい。
- 画面をスクロールしないと敵の出現が、止まらない。
- ロボ忍者に触れると残ライフあっても、即逝。
アクション苦手な私にはむずかしすぎるぅ……
レビューとか見ると、当時もむずかしすぎて投げ出してる人が多いんだけど、小学生でクリアしてるって人もけっこういるんだよね
これを小学生でクリアしてる、って凄っ!
ね。なぜか子どものほうがこういうのうまい不思議。「大人になったいま、たぶんもう無理ゲー」、逆に「大人になってリベンジ!」って人もいて――『忍者ハットリくん』は、いろんな人の思い出が詰まったレトロゲームでもあるみたい
そういうファミコンの思い出を話聞くのって、なんか楽しい! そういう思い出話が出るレトロゲームは、間違いなくいいゲーム!
そんな『忍者ハットリくん』は、昔の携帯アプリ以外では移植がないみたい。版権の関係とかで難しいのかもだけど、『ニンテンドースイッチオンライン』とかでまたたくさんの人ができるようになるといいよね
おしまい。
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