ウィザードリィ【ファミコン・コラム】、真のRPG好きってこういうことなのかな。

レトロゲームがおもしろい
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『ウィザードリィ』は1987年発売のファミコン・RPG・レトロゲーム。3DダンジョンRPGの草分け的存在。キャラメイクに数時間かける。レベル上げに何十時間かける。そんなキャラが灰化する!

なのにやめられない。真のRPG好きってこういうことなのかな

『ウィザードリィ』の基本情報

  • ジャンル:RPG
  • 発売元 :アスキー
  • 発売日 :1987年12月22日

『ウィザードリィ』の対応機種

ファミリーコンピュータ(オリジナルは海外PC版)

『ウィザードリィ』のストーリー

魔術師ワードナ―に盗まれたアミュレットを、狂王トレボーの命令で奪い返しに行く。ワードナ―はダンジョンの最下層にいるとのことで、3Dダンジョンの冒険がはじまる。ちなみに、

  • 魔術師ワードナ(Werdna) → アンドリュー(Andrew)の逆さ綴り
  • 狂王トレボー(Trebor) → ロバート(Robert)の逆さ綴り

2人の開発者の名前からとられてるんだって。そんな遊び心もなんかいいよね。

『ウィザードリィ』のプレイ雑感

『ウィザードリィ』って名前は聞いたことあったんだけど、どんなゲームなのかはほとんど知らなかったよね

そーだねー、なんかテーブルトークRPG? っていうのをコンピューターゲーム化してて、それがRPGの原点的な存在なんだって

へー。てか種族、にんげんとかエルフとかドワーフとか。『ゴブリンスレイヤー』を彷彿とさせるよね。ホビットは『指輪物語』だったっけ? 「善・中立・悪」は、なんか『オーバーロード』のカルマ値っぽいし

RPGのつながりを感じるところだね

……ん、てか、キャラメイキングやり直ししすぎじゃない?

『ウィザードリィ』は、このキャラメイキングが重要なんだって。ボーナスポイントがランダムで振り分けられるから、できるだけ高い数値になるまで1時間でも2時間でもかけるのはザラなんだって

うへぇ、まじか。てか、さっきさっそく全滅してたじゃん? それで少し調べてみたんだ?

うぐっ、それは言わない約束だったのに。そうですよ、即全滅しましたよ。なんか、『ウィザードリィ』のキャラの扱いって、『ドラクエ』とかと全然違ってすごくシビアみたいなんだ

どんなふうに?

こんなふうに

『ウィザードリィ』のここがシビア!
  • キャラが死んだ場合、カント寺院か魔法で復活できる
  • が、蘇生は確実ではなく、失敗する場合もある
  • 失敗してしまうと灰化、そのキャラは完全消失する

つまりは何時間もかけてメイキングしたキャラ、何十時間かけて育て上げたキャラが、あっさりとロストしてしまう

ひえぇ、しっかりレベル上げして挑まないとヤバいね

「試しに行ってみるか!」ってできないよね。オートセーブだし。しかも、『ウィザードリィ』のシビアなところはそれだけじゃないんだって

そなの?

そなの

『ウィザードリィ』のここがシビア!2
  • 『ウィザードリィ』は3DダンジョンRPGの草分け的な存在。
  • ゆえに、現在では当たり前の「オートマッピング」がない。
  • ゆえに、紙とペンを使ってアナログマッピングするしかない!

2Dマップ表示がないのはキツイね、アナログマッピングはキツすぎるよね……てか、これ、おもしろいの?

うん、なんかおもしろい。自分でノートに地図を作るのって、妙な達成感がある。キャラメイキングとかレベル上げとか地味なんだけど、中毒的なおもしろさがあるね

うーん、私にはよく理解できないかな

「たぶん、真のRPG好きってこういうことなのかな」って思ったよ

おしまい。

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