家族と国家は共謀する:サバイバルからレジスタンスへ

人文・思想
  • 『家族と国家は共謀する:サバイバルからレジスタンスへ』よむかも。
  • 著者:信田さよ子 出版社:KADOKAWA
  • 定価:900円+税 発売日:2021年3月10日 単行本:256ページ
  • ISBN-10:4040821033 ISBN-13:978-4040821030
  • 著者は、カウンセラーの人。
  • 40年以上、DV(家庭内暴力)や虐待の問題に接してきた人。
  • 家族の関係は愛情や絆で語られがち。(漫画とかアニメとかでもね)
  • それを支配や権力といった政治的言葉で解釈。
  • すると、見方がガラッと変わってくる。そんな感じの本らしい。
  • 日本におけるDVを語るには、戦後までさかのぼる。
  • 旧日本軍兵士が軍内部で受けたリンチがトラウマに。
  • それが家族内での暴力に転じたという。
  • そして長く見過ごされてきたことが、この問題の根を深くした。
  • DVや虐待にレジスタンスするには「自分を被害者であると認める」こと。
  • まずはそこから始まると著者の人は言ってるそうな。
  • DVを受けた人が大人になって自分もDVしちゃう、みたいな話はよく聞く。
  • けれども、身近にないからか「それってホントなん?」って私は思っちゃう。
  • それって幸せなことなのかもだけど、一応どんなもんかは知っときたい。
  • DVはするのもされるのもイヤだかんね。
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