- 『満洲国:交錯するナショナリズム』よむかも。
- 著者:鈴木貞美 出版社:平凡社
- 定価:1000円+税 発売日:2021年2月17日 新書:356ページ
- ISBN-10:4582859674 ISBN-13:978-4582859676
- 「満州国」建国に向かっていた関東軍。「拙速主義」が流行語。
- 「とにかくいったん形にしてみよう!」ってことね。
- (まあいい風にも思えるよね。ベンチャー企業のスローガン的な)
- とにかく清朝最後の皇帝・溥儀を担いで独立国家を成立させる。
- 国際連盟からリットン調査団が派遣される、その前に。
- 満州国。でっちあげられた傀儡国家。
- でも、最初から綿密な計画があったわけじゃなかったんだって。
- (拙速主義の成果だったわけね)
- 満州国に掲げられたスローガンは「五族協和」
- この精神に共鳴して満州国に渡った人も多かった。
- 日本人も中国人も「同じ満州国人である」
- しかしそれは建前。現実には圧倒的に支配権を握る日本人。
- 理想と現実とのギャップに悩んだ末、自決した若者もいたんだそうな。
- この本は、そんな満州国という異彩の国家、その全貌を解き明かす。
- (満州における文壇の動きなど文化に関する記述が充実してるって)
- (満州国が舞台となる歴史小説を読んだ気がするんだけど、なんだったっけ?)
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