『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :永井玲衣
- 出版社 :晶文社
- 定価 :1600円+税
- 発売日 :2021年9月28日
- 単行本 :268ページ
- ISBN-10:4794972741
- ISBN-13:978-4794972743
『よむかも』な本のポイント
- 最近ニーチェろうとして難しくてニーチェれなくて。
- それで内容も気持ちもやさしげなこの本を見つけて。
- ニーチェられずともニーチェるためニーチェりたい。
『よむかも』な本のレビュー
- 『水中の哲学者たち』よむかも。
- 学校・寺社・美術館などで「考えたいテーマ」を決めて意見を述べ合う。
- 著者はそんな「哲学対話」のファシリテーター(進行役)など務めてる。
- この本はそんな哲学研究者による初の哲学エッセーなんだって。
- 世の中に溢るる理不尽に対して「なんでやねん!」
- そう、それが「哲学の始まり」と著者の人は語る(うん、なんかわかる)
- 日常生活の中にこそ、哲学の題材が溢るるるるる。
- 哲学の本質とは「問いを立てること」「他者の声=異なる声を聞くこと」
- とか言いつつ、昔から人との対話が苦手だという著者の人。
- しかしだからこそ「対話が持つ多様な可能性」に敏感になれるのかも。
- 闘争でもない。共感でもない。対話に満ちているのは、弁証的な契機。
- ただただ、ともに水中に深く潜り、わからなさを共有したい。
- 哲学の海へダイブしたい人にピッタリな一冊。
- (つまり私のための本ですか?)
水中の哲学者たち
水中の哲学者たち
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