ぜんぶ 愛。

文学・評論

『よむかも』な本の基本情報

  • 著者      :安藤桃子
  • 出版社   :集英社インターナショナル
  • 定価      :1500円+税
  • 発売日   :2021年11月5日
  • 単行本   :192ページ
  • ISBN-10:4797674040
  • ISBN-13:978-4797674040

『よむかも』な本のポイント

  • 七光り八起きの人生ってどーなん?
  • からの、暮らしてみたいな高知県。
  • おばあちゃんが川で今晩のおかずを釣っているだと!?

『よむかも』な本のレビュー

  • 『ぜんぶ 愛。』よむかも。
  • ふむ、七光り八起きの半生をユーモラスに綴ったエッセーなんだって。
  • 著者は、俳優・映画監督の父とエッセイストの母をもつ安藤桃子さん。
  • 両親のことや、映画のロケをきっかけに移住した高知県での暮らし。
  • (ロケに行って3秒で移住を決断ってどんなとこなん高知県に興味津々)
  • 高知に住んで8年、一言でいえば「生きやすい場所」
  • 魚や野菜などが豊富で新鮮、食材も人も「何でもみんな生命力が強い」
  • 周囲の人に親切に、誰かを助けたり、いろんなものを分かち合ったり。
  • そんなことが自然にできるよ高知県。
  • 苦しい、生きづらいと思うことを我慢せずにいられる社会、それが高知県。
  • 例えば頂き物のお返し「そんなことはいらないから」そんな土地柄高知県。
  • 15歳で高校からイギリスに留学。ロンドン大学芸術学部を卒業。
  • ニューヨークに渡り映画作りを学ぶ。日本で監督デビュー。
  • 14年に「0.5ミリ」を制作。その撮影で滞在した高知県で暮らし始める。
  • そこで結婚、出産、離婚。現在は地元でミニシアター創設。
  • 地域のコミュニティだいじに。
  • 子どもの未来のための食や農業、アートの学びの会を開く。
  • そんな地域活動はますます広がっていくばかり。
  • 高知で暮らすことの安心感。
  • ホームレスになりようがないしー、だって空き家ばかりだしー。
  • 野草うまいしー。
  • 近所のおばあちゃん川で今晩のおかず釣ってるしー。
  • ネットで情報も不自由しないしー。しーしーしーしー……。
  • コンパクトシティー、役所も仕事も近くて効率的。
  • コロナ禍、リモートワーク、地方移住――
  • この本には現代社会の問題に対するヒントもありそな予感です。
  • いいね高知。てかここは外国か?
  • オーガニック、無農薬当たり前。「農薬一回使ってます」そんな表示いる?
  • そして、子どもの頃の日常、著名な両親へのコンプレックス、映画の魅力――
  • 高知じゃない、安藤桃子さん自身の話ももちろんあるよ。
  • 39歳で半生なんて。だけど七光り八起きの人生、ぜ~んぶ愛なんだな~。
  • ――的な一冊。
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