『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :尾中香尚里
 - 出版社 :集英社
 - 定価 :940円+税
 - 発売日 :2021年10月15日
 - 新書 :320ページ
 - ISBN-10:4087211878
 - ISBN-13:978-4087211870
 
『よむかも』な本のポイント
- 長い悪夢かもっと長い悪夢か。
 - その比較の意義を疑いつつも。
 - 食わず嫌いもよくないからね。
 
『よむかも』な本のレビュー
- 『安倍晋三と菅直人:非常事態のリーダーシップ』よむかも。
 - 2020年のコロナ禍と2011年の東日本大震災の首相の対応を比較検証した本。
 - まずは「初動の差」
 - 菅政権は危機を「大きくみた」、安倍政権は危機を「小さくみた」
 - 菅政権は「最悪のシナリオ」まで想定、安倍政権は「水際対策」で大丈夫。
 - この危機意識の差は「国民への説明の差」にも反映された。
 - 菅首相の会見は多く、「#枝野寝ろ」が立つほど頻繁に情報が出された。
 - 安倍首相は会見を軽視した空疎な言葉が目立った。
 - 3・11とコロナ禍の共通点は「市民の私権の制限」
 - 前者は原発周辺住民への避難指示、後者はイベントや外出の自粛。
 - ここにも法的根拠や補償の点で両政権には違いがある。
 - そして総じていえるのは「危機に直面した際の姿勢の差」である。
 - ――らしい。
 
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