政治責任:民主主義とのつき合い方

社会・政治

『よむかも』な本の基本情報

  • 著者      :鵜飼健史
  • 出版社   :岩波書店
  • 定価      :900円+税
  • 発売日   :2022年2月21日
  • 新書      :266ページ
  • ISBN-10:4004319137
  • ISBN-13:978-4004319139

『よむかも』な本のポイント

  • この世の不条理の最たるものの一つ。なぜ政治責任はとらなくてもよいのか。

『よむかも』な本のレビュー

  • 『政治責任:民主主義とのつき合い方』よむかも。
  • 最近の政治家は「責任はすべて私にある」と言う事さえしないよねー。
  • まったく責任とる気ないよねー。
  • そもそも、責任が「ある」と責任を「とる」は別ってこと?
  • いやいや、政治責任はきちんととってもらわないと困るでしょ。
  • いや、困らないから、政治責任はとらなくてもいいんだろうか?
  • 国民は納得しないけど、そんなの勝手に言わせとけばいいんだろうか……。
  • はい、そこで出ましたこの本。「政治責任とはなんぞや?」をご解説。
  • まずは、近年の責任をとらない政治の文脈と形態を詳らかに。
  • その上で「政治責任をとる」とは誰が、何を、どうすることなのか。
  • 丁寧に検討していく。
  • しかして、政治家の無責任をあげつらうだけでは何も変わらない。
  • 彼らを選んだのは私たち有権者なのだから。
  • 政治家は私たちを映し出す鏡である。
  • それが無責任でいられるのは、私たちが無責任だからである。
  • (言いたいことはわかるが、じゃあ具体的にどうしろと?)
  • (そこが聞いてみたい)
政治責任 民主主義とのつき合い方 (岩波新書 新赤版 1913)
政治責任を問うことも、それを看過することも日常になってしまったいま、私たちは「政治に無責任はつきものなのだ」という諦念を追認するしかないのか。自己責任論と政治不信の渦中で政治責任を取らせることは可能なのか。H・アーレントや丸山眞男などを参照...

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