- 『ハイブリッド戦争:ロシアの新しい国家戦略』よむかも。
- 著者:廣瀬陽子 出版社:講談社
- 定価:1200円+税 発売日:2021年2月17日 新書:352ページ
- ISBN-10:4065227097 ISBN-13:978-4065227091
- ハイブリッド戦争とは何ぞや?
- 正規軍戦力が非対称の国家関係において。
- 弱小国家があらゆる手段で相手国内の攪乱を試みる。
- 「間接的侵略」という伝統的概念の延長線上にあるもの。
- (って、なんだかよくわかんない)
- 「正規戦+非正規戦+サイバー戦+情報戦+……=ハイブリッド戦争」
- みたいな。いろいろと組み合わせた軍事戦略みたいな。(たぶん)
- 情報技術の発達した現代、ハイブリッド戦争のターゲットは驚くほど広範囲。
- この本は地政学的観点から今日のロシアの世界戦略に至る外交戦略を紐解く。
- キーとなるのは、プリゴジンという曰くつきの人物だって。
- (学校給食製造工場の社主から、癒着を通してプーチンの側近にのし上がり)
- (情報操作組織IRAやロシア最大の民間軍事会社ワグネルの運営に携わり)
- 前半部分はハイブリッド戦争の説明。
- 民間軍事会社の活動一覧表やハイブリッド戦争の概念図を用いて。
- ハッキングなど具体的事例を数多く紹介。
- グルジア戦争や2016年米大統領選挙での情報攪乱・世論操作。
- さらにコロナワクチン開発をめぐるデータ不正入手など。
- これらはロシアのサイバー攻撃の代表例だという。
- 後半では、世界的視野で今日のロシア外交が論じられる。
- (プーチンの戦略に影響を与えた政治学者ドゥーギンの地政学理論を軸に)
- 狭間の政治……米中ロ3大国間のバランスを強いられるユーラシア小国の立場。
- 安全保障の輸出(兵器輸出・軍事訓練など)……ロシアの対アフリカ外交。
- サイバー攻撃などの現状を知る。
- ハイブリッド戦争を一手段とするロシア外交を理解する。
- その一助となるに最適な一冊だって。
- (ロシアと聞くと地下でなんか凄いことやってそうに思うのは、私だけ?)
ハイブリッド戦争 ロシアの新しい国家戦略 (講談社現代新書 2607)
戦争は戦場だけではない! いかに低コストで最大限のダメージを敵国に与えるか。執拗なサイバー攻撃、SNSを利用したプロパガンダ、暗躍する民間軍事会社――世界を脅かすプーチン流「現代戦」と日本の安全保障のリスクとは? ウクライナ、シリアでの民間...
コメントする?