- 『母』よむかも。
- 著者:青木さやか 出版社:中央公論新社
- 定価:1400円+税 発売日:2021年5月10日 単行本:264ページ
- ISBN-10:4120054314 ISBN-13:978-4120054310
- この本は、エッセイだって。
- 「もし、母が選べるのだとしたら、わたしはこの母を決して選ばなかった」
- 「わたしはアンラッキーだ」
- 「どうしてわたしには、この母が割り当てられたのだろう」
- なかなかショッキングな告白。
- 青木さやかさんの『母』
- お笑いタレントの人には優れた文章家が多いってみんな思ってる?
- たぶん、青木さやかさんもそうだって話。
- Webサイト「婦人公論.jp」の連載から、この本は生まれた。
- 内容は濃すぎず、薄すぎず、ほどよい加減で綴られている。
- 彼女の母は国語の教師だった。
- 「子どものわたしにとって、母は絶対者だった」
- 母に褒めてもらいたくて勉強を頑張った。
- 「お母さん、今日テストね、85点だったよ」
- 「次は100点とらなきゃね」
- ピアノの発表会で「エリーゼのために」を弾くことになった。
- 「『エリーゼのために』は、去年、もうえりちゃんは弾けてたねえ」
- 自分は劣っているのだと彼女は思った。
- 父母は高校生の時に離婚、それから母とは会話もしなくなった。
- 26歳で上京、JR中野駅に近いアパートで彼氏と同棲をはじめる。
- 「東京で一旗あげる!」それは表向きの理由。
- 本当は「彼が上京するからついてきた」だけ。
- 売れる気があまりない。ライブにも出られない。ネタも思いつかない。
- 遅れてやってきた青春はなかなか壮絶な青春だ。
- パチンコ依存症になりかけ。消費者金融に手を出し。彼氏とは別れ。
- ホステスのバイト。雀荘に入り浸り……。
- でも彼女は売れた。
- 慣れない状況の中で結婚、娘が生まれ、離婚を経験。
- 自分も母になり、40代後半を迎えた。
- 彼女は亡き母との確執をどのように解いたのか。
- ひとりの女性としての等身大の半世記。
- 母娘関係を見直すきっかけにもなるかもな一冊だって。
- (ネットのレビュー・感想がいいね。お笑いの人は文才あるあるあるだね)
母 (単行本)
母 (単行本)
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