もう空気なんて読まない

文学・評論

『よむかも』な本の基本情報

  • 著者      :石川優実
  • 出版社   :河出書房新社
  • 定価      :1540円+税
  • 発売日   :2021年11月22日
  • 単行本   :224ページ
  • ISBN-10:4309030122
  • ISBN-13:978-4309030128

『よむかも』な本のポイント

  • 見習いたいな。私を救ってあげる責任が、私にはある。
  • 当たり前みたく誰かに救ってほしいって無想しちゃう。
  • 当たり前みたく誰かが救ってくれるからかな漫画とか。

『よむかも』な本のレビュー

  • 『もう空気なんて読まない』よむかも。
  • まず「#KuToo」運動って何ぞ? ってなった。
  • 「職場でのヒールやパンプスの強制をなくしたい!」
  • 2019年、この一本のツイートからネット上の署名運動へ。
  • 国内外に波紋を広げたってマジか!?(知らなかったよ)
  • (要するにフェミニズム。でもこれフェミニズムだけじゃないじゃんね)
  • (学校の女子の制服もズボンが増えてきてるみたいな、さ)
  • とまれ、この本は「#KuToo」運動を立ち上げた石川優実さんのエッセー。
  • かつては空気を読むのに必死だった。
  • ノリのいい女を演じてた。
  • 結婚して子どもをもつのが正しい人生だって信じてた。
  • 30歳になる前に自分がわからなくなった。
  • 自分と向き合うためノートを書きはじめ、そしてフェミニズムに出合った――。
  • 石川さんの「誹謗中傷に立ち向かう姿」は世間的にも評価が高いみたい。
  • 「なんて強メンタルなんだ!?」みたいな。
  • けど、本当にメンタルの強い人なんているのかな。
  • 必死で強がって、必死で闘ってる。
  • それだけなのかも。
  • 彼女のフェミニストを名乗るまでの経緯はエリート的なものじゃない。
  • (「大学院で女性学学びました? なにそれおいしいの?」的な?)
  • 父は会社員、母は専業主婦。
  • 20代半ばまで「労働とは、つまらないことだ」と思ってた。
  • 楽な仕事と噂の、キャバクラ、スナック、クラブ、ガールズバーで働いた。
  • けど「いや、なにこれ全然楽じゃないんですけど!?」みたいな。
  • 18歳でスカウト。「女の子はグラビアやらないと仕事が始められないよ」
  • のちに「水着になると将来挑戦できる仕事が減る」と知った。
  • (まあ、そこらへんもちゃんと教えてほしいよね)
  • (とはいえ水着にならないと現在できる仕事もない事実……)
  • 女性差別さえなければ、許せないことなんてほとんどない気がしてる。
  • 労働がしたかった。けど「女性」を求められることに疲れてしまった。
  • からのフェミニズム。34歳。いまの自分の幸せは「思う存分闘うこと」
  • 「私を救ってあげる責任が、私にはある」
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