- 『最終飛行』よむかも。
- 著者:佐藤賢一 出版社:文藝春秋
- 定価:2200円+税 発売日:2021年5月27日 単行本:528ページ
- ISBN-10:4163913726 ISBN-13:978-4163913728
- この本は『星の王子さま』のサン=テグジュペリの半生を描いた小説だって。
- サン=テグジュペリはフランスでは国民的作家。50フラン札の肖像画だった。
- そして飛行士でもあった。1944年、偵察飛行に出たあと消息不明に。
- 2000年になって彼が乗った飛行機の残骸が発見される。
- ドイツにフランスが降伏。そののち彼は、アメリカに渡る。
- アメリカ参戦を呼びかける活動を行いながら『星の王子さま』を執筆。
- 自由奔放。人との関係だいじに。だから、女性関係も自由奔放に大切にした。
- 妻のコンスエロ、そして彼の理解者だったネリー。多くの女性と付き合った。
- コンスエロは『星の王子さま』の薔薇のモデル。
- 「かんじんなことは、目に見えない」
- この王子の言葉はべつの女性との付き合いから出てきた。
- アメリカ参戦後、志願し北アフリカのフランス軍に戻る。
- ドゥ・ゴール派にも、ヴィシー政権にも、与しない。
- 彼の政治的発言は、在米フランス人から敬遠された。
- だから戦うことで自らの正しさを証明しようとした。
- 著名人の特権をフル活用し最新鋭の飛行機に乗った。
- 若い頃から空を飛ぶことは生きることに等しかった。
- 探偵小説を読みながら操縦した。犯人が分かるまで着陸しなかった。
- 『星の王子さま』にはサン=テグジュペリ自身が投影されている。
- バオバブの木はドイツ軍、ヒツジは武器の象徴だ。
- 王子のラストは、自身の最期を予感していたのか。
- 純粋なまま大人になった人、それがサン=テグジュペリである。
- 大人になってしまった人にはわからないことがある。
- (ネットのレビュー・感想はいい感じ。『星の王子さま』好きは読むべし!)
- (私も『星の王子さま』には興味津々。まずはそこからだね)
- (いや、まずはここからもあり?)
Amazon.co.jp
コメントする?