虫は人の鏡:擬態の解剖学

科学・テクノロジー
  • 『虫は人の鏡:擬態の解剖学』よむかも。
  • 著者:養老孟司 写真:海野和男 出版社:毎日新聞出版
  • 定価:2200円+税 発売日:2020年12月19日 単行本:224ページ
  • ISBN-10:4620326623 ISBN-13:978-4620326627
  • この本は、虫写真集であり、虫エッセーであり、虫尽くしな一冊っていうね。
  • (虫好きにはたまらない、虫嫌いにもたまらない、っていうね)
  • 虫好きの解剖学者・養老孟司さん × 昆虫写真の第一人者・海野和男さん
  • 『虫は人の鏡:擬態の解剖学』っていうね。
  • (言い得て妙だよね。人間社会ではみんな仮面を被って生活してるみたいな)
  • 生き延びるため特定の種の真似をする、周囲の風景に溶け込む「擬態」
  • まるで忍びの者。(いや忍者でよくね? いやなんとなくね)
  • そこに虫の面白さがある。
  • オオコノハムシ、カレエダカマキリ、ハナカマキリ――。
  • 写真では葉や枝や花にしか見えない。
  • その命名には、人間の困惑や驚きが表れているって。でも、
  • 「ここまで来るには、虫だって、苦労しているのである」
  • 「四苦八苦の世界は、人間ばかりではない」
  • (たしかにそーだよね)
  • 「ダマシとモドキ」「似る努力」「不思議な形」などの章を読む。
  • 弱い存在の虫たちがいかに健気な生きる努力をしてるかが分かる。
  • 「死んだふり」は傑作。
  • 捕食者の目をくらませるため、腹を見せひっくり返って動かない。動かない。
  • (……そーいえば、熊に死んだふりってNGなんだっけ、効果あるんだっけ?)
  • 著者の人・養老さんと写真家の人・海野さんの対談「偶然か必然か」も。
  • 虫の話でこれだけ盛り上がれるのは凄いってね。
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