近親殺人:そばにいたから

ノンフィクション

『よむかも』な本の基本情報

  • 著者      :石井光太
  • 出版社   :新潮社
  • 定価      :1500円+税
  • 発売日   :2021年5月18日
  • 単行本   :256ページ
  • ISBN-10:4103054581
  • ISBN-13:978-4103054580

『よむかも』な本のポイント

  • どうしてこうなっちゃったんだろうってたまに思うよゲゼルシャフト。

『よむかも』な本のレビュー

  • 『近親殺人:そばにいたから』よむかも。
  • 日本における殺人事件は減り続けてるって話。
  • だけど親族間殺人の割合が高まってるって話。
  • 実に半数を超えているんだって。
  • なぜ、家族だけが危うい状況のまま取り残されてしまったのか?
  • 「家族の闇」に分け入ったのが、この本。
  • 介護放棄、引きこもり、貧困心中、精神疾患、老老介護、虐待殺人。
  • 加害者家族、被害者家族のその後の人生まで追っている。
  • 当事者が次第に追い込まれていく様子には胸を抉られる。
  • その後も続く辛苦にハッとさせられる。
  • 病院や役所へ、助けを求めながらも救えなかったケースもある。
  • 自助と公助には限界があるって話。
  • でもゲゼルシャフトな現代、共助を声高に叫ぶのは無理あるよね。
  • 突きつけられる問題は重く、そしてその緊急度は高い。
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