農業消滅:農政の失敗がまねく国家存亡の危機

社会・政治

『よむかも』な本の基本情報

  • 著者      :鈴木宣弘
  • 出版社   :平凡社
  • 定価      :880円+税
  • 発売日   :2021年7月19日
  • 新書      :240ページ
  • ISBN-10:4582859798
  • ISBN-13:978-4582859799

『よむかも』な本のポイント

  • 日本の国産野菜の比率80%、でも種は90%海外頼り。
  • そういうこと知っておきたいと思った。

『よむかも』な本のレビュー

  • 『農業消滅:農政の失敗がまねく国家存亡の危機』よむかも。
  • コロナ禍で食糧輸出を規制する国が現れたって知ってた?
  • 食料を海外に依存する日本には危険な予兆……。
  • とはいえ、日本における国産野菜の比率は80%もあるじゃんね。
  • でも、その元となる種の90%は海外に頼ってるていう、目からウロコ。
  • 実質的な自給率は8%なんだって!?
  • その一因は「種子法廃止」
  • 政府は「海外依存度上昇につながる制度変更」を行ってきた。
  • 日本の農業は世界で最も過保護? それを取り払えば競争力が高まる?
  • 実体は逆じゃないかって、農業経済学者である著者の人が……。
  • 欧州主要国では農業所得の90%以上が政府からの補助金だって。
  • アメリカじゃあ農業生産額に占める農業予算の割合は75%を超えるって。
  • 日本は両指標共に30%台……これは過保護どころか先進国で最低水準。
  • このままじゃ農業は消滅する!
  • 農業政策は単に農家保護政策じゃあないんだよ!
  • 「農業政策=国民の安全保障政策」なんだよ!
  • この本は、強く訴えてる。
農業消滅: 農政の失敗がまねく国家存亡の危機 (979;979) (平凡社新書 979)
《目次》 はじめに 序 章 飢餓は他人事ではない 第1章 2008年の教訓は生かされない 第2章 種を制するものは世界を制す 第3章 自由化と買い叩きにあう日本の農業 第4章 危ない食料は日本向け 第5章 安全保障の要としての国家戦略の欠如...

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