『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :ホリー・ジャクソン
- 翻訳 :服部京子
- 出版社 :東京創元社
- 定価 :1400円+税
- 発売日 :2021年8月24日
- 文庫 :582ページ
- ISBN-10:4488135056
- ISBN-13:978-4488135058
『よむかも』な本のポイント
- 逆に「自由研究に向いてる殺人ってどんなん?」て思っちゃうよね(私だけ?)
『よむかも』な本のレビュー
- 『自由研究には向かない殺人』よむかも。
- この本は女子高生が探偵役のミステリー。
- 現代的なテーマを含み、かつ読み応えがぱないって話。
- 小さな町に暮らすピップ。学校の自由研究のテーマに「現実の失踪事件」
- 5年前、この町で少女アンディが失踪。
- 後日、彼女と交際していた少年サルの死体が発見される。
- 警察発表では「サルがアンディを殺害、のち自殺した」
- しかし生前のサルを知るピップ。彼がそんなことをしたとは思えない。
- 自由研究の表向きの名目は「メディア報道の役割を考察する」
- しかし真の目的は「サルの無実を証明する」
- 教師からは「事件の関係者には近づかないように」
- しかしピップがまず訪れたのはサルの弟ラヴィのもとだった。
- 彼の協力を得て調べを進めていく。と、次々と疑わしい人物が浮上する。
- 本には取材音声の書き起こしや、メッセージアプリのやりとりの画像も。
- 新事実が見つかるたびに容疑者リストも更新されていく。
- 聡明なピップの語り口もいい。
- そして、小さな町の偏見や差別やモラハラや若者が抱く閉塞感や。
- なんやかや次第に浮かび上がってくる。
- そうした事実に向き合うピップの最後のスピーチが感動的な一冊。
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