倒産続きの彼女

文学・評論

『よむかも』な本の基本情報

  • 著者      :新川帆立
  • 出版社   :宝島社
  • 定価      :1400円+税
  • 発売日   :2021年10月6日
  • 単行本   :328ページ
  • ISBN-10:429902124X
  • ISBN-13:978-4299021243

『よむかも』な本のポイント

  • 今の時代を生きる女性の姿を描くシリーズとして注目していきたいミステリー。
  • さて、次の主人公は誰かな?

『よむかも』な本のレビュー

  • 『倒産続きの彼女』よむかも。
  • 2021年1月に出た『元彼の遺言状』が「このミステリーがすごい!」大賞受賞。

  • 第一弾ではお金、しかも大金が大好きな敏腕女弁護士・剣持麗子が主人公。
  • 本作、第二弾ではなんと主人公を変えてくるっていう驚き。
  • それが麗子と同じ事務所に勤務する、ぶりっ子弁護士・美馬玉子だ。
  • (ぶりっ子弁護士ってなんだ!?)
  • 婚活にいそしみ、女らしさを大事に――そんな玉子は、麗子が苦手。
  • なのにタッグを組んで難しい案件を担当しなくちゃいけなくなるっていうね。
  • それは「近藤まりあという女性の身辺調査」だった。
  • 彼女が転職するたびに、勤務先が倒産しているのだという。
  • 私生活では給料で賄えるとは思えないブランド品。
  • 高い家賃の物件に暮らしてる。
  • 当然、会社の金を横領しているのでは……?
  • だが、その手口がどうしてもわからない。
  • 二人が調査を進める中、オフィスで死体が発見される事件まで発生。
  • 謎解きで楽しませつつ、結婚で幸せ掴もとする玉子が麗子に触発されつつ。
  • 今回の仕事を通じて少しずつ変わっていくところも読みどころの一つ。
  • 今の時代を生きる女性の姿を描くシリーズとして注目していきたい。
  • 第三弾の主人公が誰になるのか気になるところである。
倒産続きの彼女
倒産続きの彼女

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