『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :小田雅久仁
- 出版社 :双葉社
- 定価 :1650円+税
- 発売日 :2021年11月18日
- 単行本 :384ページ
- ISBN-10:4575244643
- ISBN-13:978-4575244649
『よむかも』な本のポイント
- 話題になってるみたいだし。グラディエーター好きだし。
『よむかも』な本のレビュー
- 『残月記』よむかも。
- ダークテイストな作品集だって。月をめぐる3作品。
- とくに表題作がいいみたい。
- 一党独裁体制となった日本。
- 満月の夜に精神と肉体が高揚し、時に犯罪を誘発する感染症「月昂」が流行。
- 木工職人の青年、宇野冬芽も発症――強制隔離されることに。
- しかし剣道の有段者である彼は意外な提案を受けることに。
- それは政府が極秘裏に開催する剣闘大会への出場だった。
- 大会での死闘、木彫りに励む日常、発症者の女生との交流。
- そして時折幻視する月の砂漠でクジラに乗った冒険――。
- どのページも静謐な緊張感が漂う。
- 時に壮大な光景が広がってる。
- からのひたひたと迫る独裁政治の恐ろしさよ。
- 他の2篇も。
- 月が裏返ったと同時に他の人間と入れ替わってしまった男性の話。
- 奇妙な石の力で月の裏側のディストピアの夢を見る女性の話。
- 圧倒的な読み応えがあるって話。
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