- 『戦後日本外交からみる国際関係:歴史と理論をつなぐ視座』よむかも。
- 編集:大矢根聡 出版社:ミネルヴァ書房
- 定価:3500円+税 発売日:2021年3月23日 単行本:388ページ
- ISBN-10:4623090116 ISBN-13:978-4623090112
- この本は、大学の教科書として編まれたもの(国際政治学とか?)
- だがしかし仕事の関係とかで日本外交の流れを知りたい社会人にもおすすめ。
- 特徴は、戦後日本外交のトピックをピックアップ。
- それを国際社会全体の大きな動きと関連させながらの解説。
- 同時に理論的分析枠組みを用いて、時代状況における位置づけを試みている。
- 歴史的事件を、国際的文脈を無視して日本だけの視点で説明しちゃダメだ。
- たしかにその方が面白おかしくなるかもしれないね。
- でも客観的・相対的な立場から日本外交の真の姿を捉えたものにはならない。
- 偏りや誇張に陥りやすくなるから。
- この本からは、そうした傾向に対する挑戦的な気概が感じられるって。
- ただまあ、ここまで書くとお硬い学術書って思うかも……。
- けど編者の人はそこら辺もしっかりと意識して史実を精査してる。
- 因果関係がわかりやすいように工夫されている。
- 通読してよし、座右に置いてもよし。そんな良書だって。
- (教科書は大人になってこそ座右に置いておきたい感じ)
- (決して学生の現実逃避で言ってるんじゃない感じ!)
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