『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :鈴木康弘
- 出版社 :プレジデント社
- 定価 :1700円+税
- 発売日 :2021年6月14日
- 単行本 :240ページ
- ISBN-10:4833424134
- ISBN-13:978-4833424134
『よむかも』な本のポイント
- かゆいところに手が届く、非常に実践的なDXの指南書。
『よむかも』な本のレビュー
- 『成功=ヒト×DX:デジタル初心者のためのDX企業変革の教科書』よむかも。
- DX(Digital Transformation)とは? デジタル技術浸透でよりよい社会に。
- 結果を残している人、成功している人の言葉には説得力が宿る。
- DXにおいてこの本の著者もその一人。それはイー・ショッピング・ブックス。
- 1999年、ソフトバンクから独立して立ち上げたネット書籍販売を成功に導く。
- (7年で売上高200億円に達する。現セブンネットショッピング)
- セブン&アイ・ホールディングスのネット推進・マーケティングにも従事した。
- ――デジタル化によってビジネスモデルや人々の生活を変革するDX。
- それについていち早く結果を出してきたのが著者。
- そしてこの本は、実際DX化を進めるのに「かゆいところに手が届く」指南書。
- 現場での試行錯誤、社内の抵抗勢力への体験的対応法も含まれる。
- 著者は現在コンサルタント。あらゆる業種の顧客に提言を続ける。
- 誰もが自社のビジネスにおける必要性を感じていながらその9割が迷走してる。
- その理由の一つは「DXとデジタルシフト」の混同である。
- デジタルシフトは「既存のアナログ業務をデジタル化する」
- 対して、DXは「既存のビジネスや業務をまったく新しいものにする」
- 例えるなら、デジタルシフトは「会計ソフトの導入」
- 対して、DXは「店舗の対面販売からインターネットショッピングへの変革」
- ビジネスをDXするには、まずシステムを作る。それに合わせて業務を決める。
- ……が、日本の企業はアナログ業務への執着を捨て切れない。
- ――結果、システムの方を業務に合わせてカスタマイズする。
- これまで各社の情報システム部員は現場の声を拾いシステムを構築してきた。
- これからは「世界標準はこうだから、業務をこう変えていただけませんか?」
- 物事を変えるのには強い抵抗感がある。そのため新しい標準化は遅れる。
- この過ちは日本の各界で絶えず繰り返されてきた。
- DXで同じ過ちを繰り返さないための一冊。そんな感じ。
- (ネットのレビュー・感想は、結構いい)
- (中堅以上の企業がDXを実際進めるのに実践的な教科書になる)
成功=ヒト×DX デジタル初心者のためのDX企業変革の教科書
成功=ヒト×DX デジタル初心者のためのDX企業変革の教科書
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