- 『寝室の歴史:夢/欲望と囚われ/死の空間』よむかも。
- 著者:ミシェル・ペロー 翻訳:持田明子 出版社:藤原書店
- 定価:4200円+税 発売日:2021年1月27日 単行本:552ページ
- ISBN-10:4865782826 ISBN-13:978-4865782820
- アナール派といえば、20世紀後半の歴史学をけん引する大きな機動力の一つ。
- 人間の生活と社会に目を向け、とくに心性(マンタリテ)に焦点を当てた。
- その重鎮の一人が、著者の人ミシェル・ペローさん。
- (……らしい。むずかしいことはよーわからんけん)
- この本は、斬新な視覚から「最も人間的空間の出来事」を掘り起こす。
- (けど「最も人間的空間=寝室」ってのは頷ける)
- ルイ十四世の王室は、私人のものではなかった。
- 見世物の場であり、舞台であり、権力の要所と手段であった。
- (昔の王様とか寝室にもプライバシーとかなかった。って聞くよね)
- (護衛とかさ。あとお風呂とか側仕えの人が手伝ったりとか)
- 夫婦の寝室では、羞恥心をもたないローマ人でも交合は隠されていたという。
- (羞恥心をもたないローマ人てどゆこと? 詳しく知りたい予感)
- キリスト教倫理の時代になると交合は背徳、誰の目にも閉ざされるべきこと。
- 故郷を生涯離れなかったカントにとって個人の部屋とは?
- 書架、骨董品の陳列室、暖炉の傍らの読書である。
- そうしたものこそ叡智と知識の源だった。
- ほかにも、子ども部屋、婦人部屋、労働者の部屋、死の床と病室などの考察。
- (寝室だけじゃないんだ。人にとって部屋とは何か? みたいな?)
- 素材となる文芸作品や絵画作品などを通して語られるそうな。
- 部屋は秘密を守る絶対の場所? グローバルな管理社会で寝室はどうなるん?
- (よむかも、な理由は、私は人生の中で寝室に一番長いこといてる気がする)
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