『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :森暢平
- 出版社 :中央公論新社
- 定価 :900円+税
- 発売日 :2022年3月22日
- 新書 :296ページ
- ISBN-10:412102687X
- ISBN-13:978-4121026873
『よむかも』な本のポイント
- 天皇家の恋愛ってやっぱり特別なのかしら。
- やっぱり日本人の象徴として読むのが正当かしら。
『よむかも』な本のレビュー
- 『天皇家の恋愛:明治天皇から眞子内親王まで』よむかも。
- 江戸時代の後宮が一夫多妻制(ハーレム)だったのはなぜか?
- もちろん後継者、皇嗣を確保するためである。
- ゆえに、明治天皇の世になっても側室は廃止されなかった。
- されど、さすがに近代化によりそれも徐々に変わっていく。
- 大正天皇になると形式的な一夫一婦制が確立。
- 昭和天皇に至っては側室はいなかった。
- しかし女子が四人続いたときには、側室のおすすめがあったんだとか。
- これが劇的に変わったのは、やっぱり戦後。
- 現上皇夫妻のご結婚から。
- 二人は恋愛結婚。三人の子をもうけ、夫婦の手元でお育てに。
- 封建的な家制度の廃止、そんな流れの中での皇室の民主化。
- こうした文脈で語ると、現皇后のメンタル問題は封建制の逆襲か。
- 秋篠宮家の問題は多様性の表れ。
- この本は、明治以降の皇室の人々の恋愛模様を辿る。
- 同時に、日本人の恋愛観・結婚観の変遷としても読めるって話ね。
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