- 『堕ちたバンカー:國重惇史の告白』よむかも。
- 著者:児玉博 出版社:小学館
- 定価:1800円+税 発売日:2021年1月29日 単行本:322ページ
- ISBN-10:4093887624 ISBN-13:978-4093887625
- 半沢直樹になれなかった住友銀行の伝説。タガが外れた男だった。
- (って、なんか凄ー)
- この本は、とある天才バンカーの半生。バブル時代の熱狂と終焉。
- とある天才バンカー・國重惇史さん。住友銀行のいちサラリーマン。
- しかし大蔵省や政界、裏社会に深く食い込んでいく。
- そして銀行にとっての重要情報を入手する「MOF担」として伝説的存在となる。
- (「MOF担」とは大蔵省担当のこと)
- イトマン事件では、そのパイプを用いて銀行の膿を絞り出す。
- 住銀を闇社会から救い、まさに時代の寵児。自他共に認める将来の頭取候補。
- ……だが、女性問題がそのキャリアに終止符を打つ。
- 人はつぎつぎと彼から離れていく……。
- こうして、バブルの崩壊とともに國重さんの人生は転落していったそうな。
- 著者の人は國重さんからあるノートを渡されて、それがこの本のきっかけに。
- そこには、住銀と平和相互銀行合併の舞台裏が記されていたって。
- そのメモを基にイトマン事件前夜ともいえる「平和相互銀行事件」を描く。
- バブルの熱狂で輝き、その終焉とともに凋落した國重さんの物語。
- 決して懐かしさだけじゃない。いま搔き立てられる何かがある。
- (破天荒な人っぽくてそんな人の本は面白そうだなって思ったの)
- (あ、破天荒って使い方違ったか)
堕ちたバンカー: 國重惇史の告白
住友銀行の救世主はなぜ“追放”されたのか 住友銀行元取締役、國重惇史。若手行員時代から「伝説のMOF担」として名を馳せ、平和相互銀行事件での活躍で「将来の頭取候補」と目される。そしてイトマン事件を内部告発し、「住友銀行の救世主」に。だが、あ...
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