『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :石黒浩
- 出版社 :岩波書店
- 定価 :940円+税
- 発売日 :2021年11月22日
- 新書 :286ページ
- ISBN-10:4004319013
- ISBN-13:978-4004319016
『よむかも』な本のポイント
- ロボットの人権みたいな事は自分が生きてるうちは考える必要がない。
- って思ってたんだけど、ひょっとしてそうでもない?
『よむかも』な本のレビュー
- 『ロボットと人間:人とは何か』よむかも。
- 自分自身のコピーである遠隔操作アンドロイド「ジェミノイド」
- それを開発した世界的なロボット学者の本だって。
- 興味深い話がいっぱいだって。
- 例えば、ジェミノイドを使った実験の一例。
- 30分のトレーニング。
- と、約半数の被験者が脳波によりジェミノイドの手を動かせるように。
- その段階でジェミノイドの手にいきなり注射器を刺してみる。
- と、多くの人が自分の手に注射されたかのごとく反応しちゃう。
- 遠隔操作ロボットが自分の身体のように感じられるという不思議。
- 「アイデンティティとは」「心とは」「体とは」「対話とは」「進化とは」
- この本は、こうした問にロボット開発の経験を基に思考を深める試み。
- 人間に酷似したロボットを開発する意味とは――
- 深く人間を理解することに他ならないのだ。
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