リニア新幹線と南海トラフ巨大地震:「超広域大震災」にどう備えるか

科学・テクノロジー

『よむかも』な本の基本情報

  • 著者      :石橋克彦
  • 出版社   :集英社
  • 定価      :840円+税
  • 発売日   :2021年6月17日
  • 新書      :240ページ
  • ISBN-10:4087211711
  • ISBN-13:978-4087211719

『よむかも』な本のポイント

  • え、リニア新幹線って地震に強いんじゃなかったっけ?

『よむかも』な本のレビュー

  • 『リニア新幹線と南海トラフ巨大地震:「超広域大震災」にどう備えるか』よむかも。
  • リニア中央新幹線。
  • 東海道新幹線が地震で被災したとき代替として活きてくる。
  • って、いわれてるよね。
  • でも、今世紀半ばまでに起こるとされる南海トラフ地震で。
  • リニア新幹線自体が甚大な被害を受ける恐れがあるんだって⁉
  • リニア新幹線の大半はトンネルである。
  • そのトンネルが何本も横切る活断層で、大地震が起きるとどうなるか?
  • トンネル内で何メートルもの段差が生じる。
  • 当然、高速で走る列車はちぎられ砕かれる。
  • 断層運動に巻き込まれなかった車両も、トンネル内の損壊や出水。
  • 乗客の救助は困難を極めるという。
  • 情報ケーブル類は切断され、どこで何が起きたかもわからない。
  • ゆえに「リニアは地震に強い!」とのJR東海の主張は疑わしい。
  • そして、地震に関して十分な検討をせず計画を承認した国の責任も重大だ。
リニア新幹線と南海トラフ巨大地震 「超広域大震災」にどう備えるか (集英社新書)
政府の地震本部が「30年以内の発生確率が70~80%」とする南海トラフ巨大地震。 その震源域は広大で、沿岸部のみならず内陸も激しく揺れる。 活断層の密集地帯を走るリニア中央新幹線は無事でいられるだろうか? リニアは既存の新幹線より脆弱で、大...

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