インド洋:日本の気候を支配する謎の大海

科学・テクノロジー

『よむかも』な本の基本情報

  • 著者      :蒲生俊敬
  • 出版社   :講談社
  • 定価      :1000円+税
  • 発売日   :2021年8月19日
  • 新書      :240ページ
  • ISBN-10:4065246962
  • ISBN-13:978-4065246962

『よむかも』な本のポイント

  • 日本人よ、今こそ大洋を知れ。

『よむかも』な本のレビュー

  • 『インド洋:日本の気候を支配する謎の大海』よむかも。
  • 地球温暖化、海洋汚染、中国の「一帯一路」――
  • 今、自然面でも政治面でも、その重要性が増してきている第3の大洋。
  • それがインド洋。
  • この本は、日本人のインド洋に関する科学的リテラシーを高めたい。
  • 著者は、潜航調査でインド洋の熱水噴出口を初めて発見。
  • 豊富な知識を持ち、筆致も軽やか、読みやすい。
  • 現在、日本とインド洋との関係で注目されるのは……?
  • そう「ダイポールモード現象」
  • インド洋の熱帯海域で正反対の気候状態が同時に東西で発生する現象だ。
  • これが2019年の日本の猛暑と暖冬をもたらしたらしい。
  • インド洋がほかの2大洋と違うのは、古代から人類の痕跡が残る点。
  • ソマリアの海賊が夏に活動しないのは、気象的に説明できる。
  • などなど、自然と人類の関係が語られる点も面白い。
インド洋 日本の気候を支配する謎の大海 (ブルーバックス)
インド洋を抜きにして、地球を語ることはできない! 大陸移動から気候変動、生命の起源まで──。 世界第3位の巨海から、この惑星のダイナミズムが見えてくる! 海洋と大気と大陸が連動するおどろきのメカニズム! 日本に過酷な異常気象をもたらす、イン...

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