ミルクとコロナ

文学・評論

『よむかも』な本の基本情報

  • 著者       :白岩玄、山崎ナオコーラ
  • 出版社    :河出書房新社
  • 定価       :1420円+税
  • 発売日    :2021年10月27日
  • 単行本    :232ページ
  • ISBN-10:4309030009
  • ISBN-13:978-4309030005

『よむかも』な本のポイント

  • 交換日記ならぬ交換エッセーって面白そう。
  • 私もやってみたいが、そのためにはエッセーを書けるようにならねば……。
  • そしてエッセーを書ける友人をつくらねば……。

『よむかも』な本のレビュー

  • 『ミルクとコロナ』よむかも。
  • 二人は文藝賞を同時受賞した同期同士なんだって。
  • この本はそんな二人がお送りする交換日記ならぬ交換エッセー。
  • しかも同じ時期に子どもが生まれ、そしてコロナ禍に突入……。
  • そんな中子育てする、日常が綴られる。
  • 共通のテーマで書くのはもちろん。
  • 相手が書いた内容に自分の考えを書いたり、質問を投げたり答えたり。
  • それが交換エッセーの醍醐味。
  • そして、やっぱり育児に関する内容が中心。
  • しかし子育てとは縁遠い生活を送っている人ほど、はっとするらしい。
  • ジェンダー親や仕事への考え、家族について書くことへの迷い――
  • 悩みや反省など率直に吐き出されているところも交換エッセーならではか。
  • どれも真摯に考え、配慮して綴られてるって。
  • 書き手としての二人の誠実さが伝わってくる。そこにまじ感動する。
  • 共感、そして自分の中の古い価値観や固定観念を再検証させてくれる一冊。
ミルクとコロナ
『野ブタ。をプロデュース』の白岩玄と『人のセックスを笑うな』のナオコーラ。共に20代で作家になり、現在二児の親でもある二人が、手紙をやりとりするように綴る、子育て考察エッセイ!

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