- 『だからヤクザを辞められない:裏社会メルトダウン』よむかも。
- 著者:廣末登 出版社:新潮社
- 定価:760円+税 発売日:2021年2月17日 新書:224ページ
- ISBN-10:4106108976 ISBN-13:978-4106108976
- 「就職率約3%」
- 2010~2018年度にかけて暴力団を離脱した者のうち就職できた人の割合だ。
- 暴力団排除条例、元暴5年条項。
- 離脱しても一定期間は暴力団関係者とみなされる。
- 銀行口座の開設や携帯電話の契約など制限される。
- 一度足を踏み入れたら最後、社会復帰がままならないのが今の暴力団。
- 離脱後に居場所がなく半グレ化する元暴アウトローの現実。
- (半グレとは、暴力団に所属せずに犯罪を行う集団だって)
- カタギの道を外れる人は、機能不全家族など恵まれない家庭の出自も多い。
- 生まれる家は選べない。すべてを自己責任で片付けていいの?
- 児童養護施設などに代表される受け皿は、必ずしも十分じゃない。
- 施設は「単に大人になるまでの面倒を見るだけの場」で終わってほしくない。
- 一般家庭で本来得られたはずの幸せを享受できない子どもたち。
- だからこそ、それを補ってあげられるような仕組みづくり大事。
- 暴力団や半グレ集団に堕ちた人を「自業自得」で一蹴していいのか。
- 問題が発生する根本的な社会的背景から目を背けるべきじゃない。
- 著者の人は、2003年から暴力団や半グレの調査・研究を行う「ヤクザ博士」
- 自身もかつては非行少年だったそう。研究者になるまで長い回り道があった。
- 反社会的な人や非行少年に「社会不適合者」という安易なレッテルを貼る。
- そんな日本社会に違和感を覚える。
- 年齢、結婚、子どもを授かる――。
- 悪いことから足を洗うターニングポイントは人生の中にいくつかある。
- やめたいと思ったときにいつでもやめられる体制をつくる。
- 表社会の矛盾をなくすことで裏社会もクリーンにする。
- ヤクザの世界は表社会を映す鏡である。
- (更生の機会が与えられるのはありがたいと思うしありだと思うの)
- (確かに暴力団とかに入らずにすむ社会づくりも大事だと思ったの)
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