『よむかも』な本の基本情報
- 編集 :瀬戸賢一
- 著者 :味ことば研究ラボラトリー
- 出版社 :集英社インターナショナル
- 定価 :900円+税
- 発売日 :2022年2月7日
- 新書 :272ページ
- ISBN-10:4797680954
- ISBN-13:978-4797680959
『よむかも』な本のポイント
- おいしいとしか言えない自分にさよならしたくて。
- おいしい味の表現術で何を伝えたいかって感謝の気持ちよお母さん。
『よむかも』な本のレビュー
- 『おいしい味の表現術』よむかも。
- 足りないのは言葉によるオーダーメイドの味付けだ、ってその通りだよね。
- この本は、食に関する表現を言語学者チームが大真面目に考察した表現論。
- 早速、巻頭にて「これだけは言うな!」
- すなわち「うまっ・ヤバッ・コレナニ?」
- 理由は、これを言っちゃうと後が続かないから、ってのもその通り。
- 畑で採れたて野菜をかじって「あま~い!」とかもダメなんだって。
- 後が続かないから。
- SNSなどでよく見る「食べればわかる」もダメ。
- これは何も言っていないのと同じ。
- (でもマジ、もう食べてもらうしか伝わらないって思っちゃうんだよね……)
- 生ビールの「コク・キレ・のどごし」の解説などもあるそう。
- コクとは、深さや豊かさや濃さを含んだ立体感。
- キレとは、口中からさっと消える酸味や塩味。
- のどごしとは、滑り感や涼感。
- 生ビールといえば「生○○」って広がってる感あるある。
- 生チョコ、生キャラメル、生カステラね。
- (つぎはどんな生○○がくるんだろうね)
- 味を表現する秘訣は「五感をフル稼働させること」
- すなわち、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚である!
- これに比喩表現を加えるのもポイントなんだとか。
- 「海の宝石箱や~」っていう海鮮丼とか。
- あと、実は『美味しんぼ』の表現とかかなり優れているらしい。
- おいしい味の表現術で何を伝えたいかって、感謝の気持ちなんだよね。
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