脳細胞の数が減ると脳力が落ちる!?ってなんで?

科学
  • 答えは、数じゃなくてゴミが問題なんだって。
脳の毒を出す!?

  • 脳細胞は1日10万個減るらしい――って、そんなに減って大丈夫!?
  • 脳細胞(脳を作る神経細胞)は細胞分裂をしない。
  • だから加齢によって数が減る。
  • でも神経細胞は大脳だけでも約160億個。
  • 例えば、毎日10万個減っても50年で18億個――11%しか減ってない。
  • それで脳力が大幅に減るとは考えにくいって話。
  • そこで問題なのは、ゴミ(毒と表現されることも)が溜まること!
  • このゴミの正体は「異常なタンパク質」である。
  • 細胞は分裂するとそのたびにゴミを半分に減らせる。
  • しかし分裂しない神経細胞では「ゴミは溜まる一方」となる。
  • このゴミは本来、オートファジーという仕組みで処理される。
  • でも加齢によってその作用が低下すると、ゴミが溜まる。
  • で、神経細胞に悪影響が及ぶわけね。
  • 動物実験では、脳の病気で見受けられる異常タンパク質が増えたという。
  • オートファジーは「飢餓で促進する」という。
  • ……食べ過ぎには注意した方がいいのかな?

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