- 答えは、両者が遺伝的に異なる系統の「別種」だと明らかになったから。
初めは僕らの方が「パンダ」と呼ばれていたよ!
- 動物園の人気者といえばパンダ……うん、レッサーパンダの方ね!
- レッサーパンダは野性では個体数が減って、絶滅が心配されてる。
- そんなレッサーパンダは体の特徴から次の2種類に分けられる。
- ニシレッサーパンダ
- シセンレッサーパンダ
- でも「この2種が別種なのか、種としては同じ亜種なのか」
- よく分かっていなかったんだ。でも、それだと――
- 「野生のレッサーパンダは別々に保全した方がいいの?」
- 「それとも、まとめて保全してもいいの?」
- 野性のレッサーパンダの保全計画が立てにくくなるよね。
- そこで、野生のレッサーパンダのゲノム解読が行われた。
- (中国科学院を中心とした研究グループによる研究)
- (野生のレッサーパンダの7つの集団から65頭を対象にゲノム解読を実施)
- 結果、両者が遺伝的に異なる系統であり「別種である」ことが明らかに!
- さらに、それぞれのレッサーパンダは過去にも個体数を大きく減らしてた。
- でも、その一部が生き残ってきた歴史なども判明したよ。
- 今後は「2種のレッサーパンダは別々に保全すべし」って方針になりそうね。
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