離島に飛べない虫がいるのはなんで?

生物
  • 答えは、流木に乗って。あるいは海を浮いて。いろんな説が考えられてるよ。
  • 大陸から海で隔てられた離島にもたくさんの野生生物が暮らしてるね。
  • 例えば、空を飛ぶ鳥は自力で離島に渡ることができる。
  • じゃあ、飛べない生物は?
  • 有力な説は「流木に乗って運ばれた」説。
  • 新しいものだと「海を浮いて渡った」説。
  • 昆虫の中には体表面に水をはじく物質を分泌するものが多い。
  • それすなわち「水に落ちてもすぐ沈むことはない」ってこと。
  • この性質を使って、昆虫は海面を浮いて離島に渡れるかもしれないね。
  • そこで、九州大学の研究グループが実験した。
  • 海浜に棲息する9種類の甲虫を海水に浮かべてみた。
  • 結果、ヒョウタンゴミムシなど3種類は半数の個体が10日以上海水に浮かべた。
  • しかも最長で26日、浮いたままで生きることができたんだって。
  • これだけ海面に浮かべれば、海を渡って離島にたどり着くことができるかも。
  • 海浜性の甲虫はこうして分布を広げたのかもしれないね。

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